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「不公正」「不条理」から党首も守れない民主党では国民を守ることはできない。
 おはようございます。小沢党首の秘書が逮捕されたことについては、
小沢党首の危機-民主党側からの情報をしっかりと出してほしい。
小泉内閣時代の怒りがぶりかえしてきたのでメモとして・・。
小沢さんを辞任させること、この1点が目的と思えますが・・・。
『沖縄から・・、岩国から・・、基地の消える日』への夢をつぶさないで
と書きました。
 小沢党首はゼッタイにやめないでほしいし、民主党内も動揺しないでほしい。一部の民主党議員から、状況が変われば、党首は自ら判断されるでしょう、というような発言がありましたが、私は、今出てきているような内容で、小沢さんの秘書が起訴されようとも、いえ、仮に小沢さんが逮捕されようとも、民主党は、動揺することなく、この「不公正」「不条理」に対して、おかしいではないか、と声をあげ続けるべきだと考えています。

 小泉竹中路線が多数派だった頃は、国民を痛めつける経済政策だけでなく、こういった筋道の通らないことが、マスコミの手を借りて、大手をふってまかり通っていました。そういうものに、いわゆる“小泉的なもの”に、私たちは怒り続けてきたのだと、今、はっきりと認識します。このまま、屈するようなことがあれば、この国は、どうなってしまうのか、強いものには逆らっても無駄なのだ、長いものには巻かれろ、という、あきらめの奴隷の国に逆戻りです。
 
 耐震偽装を告発した藤田東吾氏が別件逮捕と思えるような形で、口封じされたことや、「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」のニュースに衝撃をうけました。で取り上げましたが、このりそな問題を追求し続けておられた植草さん逮捕や、さまざまな事件がありました。
 空からの中継という異常な大騒ぎとなったホリエモン逮捕の時にも、ライブドアの上場廃止-万引きで死刑宣告?という意見もあったのに、ネット上でさえ耳を傾けてくれる方は少なく、“巨悪”というレッテル貼りは成功しました。連日の異様な報道で、逮捕の背景には大きな闇が隠されているのだろうと多くの方々が思っていましたが、結局、ホリエモンは保釈され、現在はどんな罪状で裁判中ですか?よくわかりません。(先日は、立花隆さんらに賠償命令 堀江被告の名誉棄損訴訟というニュースも報じられていました。)
 ライブドアよりもひどいと言われた日興コーデイアル証券は、捜査されることなく、結局、日興コーディアル証券 国内初の三角合併という結末を迎えました。この不条理を多くの専門家の方々は、おかしい、と思ったはずですが、一般国民には、ほとんど知らされることはありませんでした。あまり大きく報道されなかったからです。当時
 日興コーデイアルが犯した利益水増しの虚偽報告は悪質で意図的な経済犯罪である。しかも組織的な犯罪である事を会社の内部調査も認めた。その時点で誰もが上場廃止は不可避と考えた。日経新聞でさえも一面でそう報じた。西武鉄道もカネボウもライブドアも、粉飾記載で上場廃止にされた。しかし日興コーデイアルだけは、東京証券取引所の「裁量」で上場維持が決定された。十分な調査をすることなく「不正経理が組織的、意図的に行われたとまではいえない」と東証が裁量で判断した。検察が動く気配もない。なんという不透明さであることか。
という天木さんの文章を引用させてもらっていますが、“裁量”の前にあまりにも無力な私たち国民。
 やはり、ホントにおかし~い! と叫びたくなります。

 佐藤優さんの『国家の罠』という本で有名になった国策捜査という言葉ですが、国策捜査のゆくえで書いたような“事件のその後”については大きく報じられることはありません。すでに、捜査の目的は果たされてるからです。とむ丸さんは、情報格差という取り上げ方をされていましたが、テレビの影響力が大きくなった今、こういう「不公正」や「不条理」から国民を守ることができなければ、民主党には存在価値がありません。

 これまで書いてきたものをいろいろ検索していたら、平野貞夫さんの第3回「党名を『民守党』として出直せ(2006.03.07)という文章をとりあげているものがありました。長いけれど、一部引用させていただきます。私のまわりの方々の不安の声は、小沢党首の事件そのものより、それに対する他の民主党議員の動揺に対する不安の声の方が多いからです。
 何故、こういうことになったのか。第一の理由は、民主党の若手の70%ぐらいが自民党という化物政治集団の不条理さと恐ろしさを知らないからである。小泉首相の「一緒にやろう」という言葉に、心の中で同調していることにある。可能性としては小泉自民党と裏側で話し合いが行われているかもしれない。小泉改革を肯定して、対米追随の市場万能主義の競争をやろうという発想が、前原代表の言動に見え隠れしている。
 第二は、前原代表を支える若手グループは、政権交代の本来の意味を理解していないことである。自民党が続けている政治がまともな議会民主政治だという前提に立っているのだ。政策を同じくして小泉流改革を速くする競争をするために政権交代を考えているのだ。小泉自民党と同じ政策を行うため政権交代して何の意味があるのだ。場合によっては小泉自民党と一緒になっても良い、という考えだ。要するに政治的ポストと利権につくことを第一目標にしているのである。政府側にいる同級生たちを見返すため、政治的偏差値競争をやっているのだ。国民のことは二の次だ。
 第三は、これら若手グループを握っている一見知識人風ベテラン議員の存在である。党内での位置を保持して、自民党と対峙するふりをして裏で繋がっている連中だ。この人たちも自民党政治を崩す気はない。共通しているのは、私的思惑をいかにも公的理屈をつけて正当化する弁舌に優れていることである。国民のために政治をやろうという気はない。
  『民主』の本来の意味は、広辞苑によれば「古く、民の主すなわち君主の意」とある。前原代表の独善的発想の原因は党名にあったのではないか。党名を『民守党』として出直すべきだ。自分の利益を優先させ、民を守ろうとしない国会議員の追放運動を始めようではないか。


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(追記メモ)

検察官は抗議の辞職を!~民主主義を破壊する検察庁を許してよいのか?

フォーラム神保町
SPECIAL!! 3月15日(日)19:30~21:30
「青年将校化する東京地検特捜部~小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走~」
■講師  魚住昭
佐藤優
鈴木宗男(衆議院議員/新党大地代表)
田原総一朗
永野義一(弁護士/元東京地検特捜部副部長・元最高検検事)
平野貞夫 (元参議院議員)
宮崎学
■コーディネーター 二木啓孝
■主催 フォーラム神保町
■会場 毎日ホール 毎日新聞東京本社 地下1階(東京都千代田区一ツ橋1-1-1、地下鉄東西線・竹橋駅)


戦争機械、大きく軋み動く。vol10

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まだ間に合うかもしれない

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