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道路特定財源見直しについて
 毎週、いろんな行事があり、ブログの更新ができていませんが、道路特定財源見直しについて書きたかったので、思い出しながら、少し前のことから書いておきます。
 岡田克也元代表が宇部と防府に来られた日曜日だから、11月18日ですが、フジテレビの報道2001小沢一郎さんと田中康夫さんが出演されて、道路特定財源のことについて発言されていました。高速道路無料化に使ったら・・、と山崎養世さんの名前を出して話されたので、出かける準備中でしたが、少しびっくりしました。山崎養世さんの説明を聞いたと言われていましたので、ものすごく期待したのですが、その後、どうなったのでしょうか?
 岡田克也さんを宇部から防府にお送りする車の中で、その話をしたら、岡田さんは、まだご存知ありませんでした。平岡議員も11月25日の政治セミナーのご挨拶で、道路特定財源の暫定税率の話をされましたが、高速道路無料化については、まったく触れられませんでしたので、党内でまとまったお話ではないのでしょう。聞いてみようと思いながら、岩国のことばかり話していて、ゆっくりお話しする時間がとれないままになっています。
 山崎養世さんのHPを見ると
■ 12月3日(月)、午後10時40分頃~11時40分 TBSラジオ「アクセス」に出演し、田中康夫さんと「高速道路無料化」というテーマで語りあう予定です。生放送ですので、ご期待下さい。
とありましたので、まだまだ終わった話ではないのでょう。
 
 フジテレビに小沢さんが出演されて数日して、朝日新聞だったか、高速料金、来年度値下げ 政府、道路財源を投入という記事を読みました。値下げでは意味がないだろう、と思いましたが、あれだけ、高速道路には道路特定財源は使えません、と言っていたのに、変われば変わるもんだと思いました。

 今朝、TBいただいたとむ丸さんが、
「道路整備の財源となっている道路特定財源のうち今年度末にかけて期限を迎える暫定税率の延長問題について、 『ガソリン価格の高騰などからいえば国民生活に(財源が)きちんと還元されるなどの理由がない限り、暫定税率の期間が切れたらそれ(撤廃)でいい』」

「暫定税率を維持しようとするなら国民生活に還 元する話がない限り成り立たない」

 とその日の記者会見で小沢氏が語ったそうです。

 また、「暫定税率の延長を認める条件の具体例として『高速道路を全部無料にできるのではないか』と指摘したとか。
と書いておられましたので、この話は続いているのでしょうか?


 民主党に興味を持ったのは、ネクスト国土交通相として発表された山崎養世さんの提案=高速道路無料化案がきっかけだったと思います。私は、高速道路をそんなに利用するわけではないので、“タダ”がうれしかったのではありません。借金返済の方法について反応したのです。山崎さんは、金利の安い今、高速道路の借金は、借り換えにより、国民の負担を大きく減らすことができる、と主張されていました。
 当時、道路公団の民営化が議論されていましたが、民営化がおかしい!と思ったのも、この頃だったと思います。山崎養世さんは
現在四公団で約40兆円の借金を抱えていますが、仮に民営化したとしても、この借金と将来の金利を加えた120兆円(50年間にわたって4%の金利で借り続けることができるという楽観的仮定に基づいても金利は80兆円になり、借金40兆円と合わせて120兆円になる)は、結局国民のツケになってしまいます
と書かれています。(赤字にしたのは、私です。)そして、借金返済方法については、
超低金利のいま、30年国債を2%で発行(=これを“世直し国債”と呼ぼう!!)し、40兆円のいまの借金を返済してしまう。30年国債の金利コスト(2%固定)は24兆円になり、80-24=56兆円の金利コストが削減できる。これは、高速道路の基本法である道路整備特別措置法にかなったやり方である(下記図参照)。なお、国債の返済の財源には、いまの道路財源の一部を充てる。試算では、いまの一般道路向けの財源の36%を振り向ければ、借金の返済だけでなく新規高速道路の建設と保守もまかなえる。
と説明されています。
 私は、ゼッタイに実現してほしいと思いました。56兆円もお得なんですよ!
 でも、民主党は、この高速道路無料化のメリットをうまく国民に知らせることができなかったと思っています。検索してみると、2003年10月の「高速道路無料化」政策に関するQ&Aというのが出てきました。江田五月さんのHPの資料のようですが、一部引用してみます。
Q:高度道路を無料化するという民主党案のメリットは何ですか?
A:三点あります。
(1)地域経済が活性化されます。
(2)高速道路料金が無料になり、流通コストが削減できます。
(3)さらに、出入り口の数を増やすことにより、高速道路が利用しやすくなります。
とありました。今であれば、(1)のメリットは、もっと評価されたのではないかと思うのですが・・・。自民党は、“無料”という言葉をうまく使いました。当時、幹事長だった安倍さんに「タダほど怖いものはない!」と攻撃されてしまいました。そして、安倍さんは、「道路特定財源を使えるわけないじゃないですか!」と言われていました。

 思い入れが強すぎて、長くなりました。次に続けることにします。

 過去に道路特定財源や高速道路無料化案について、しつこくしつこく書いていますので、一部書き出しておきます。

道路公団民営化は至上最大の経済犯罪(2005年10月1日)
道路特定財源の一般財源化(2005年11月12日 )
猪瀬さん、恥ずかしくないの?-道路公団廃止私案より(2005年11月14日)
道路特定財源の一般財源化、おかしいじゃないですか。(2005年12月5日)
政府が信用できないから納得できない。-道路特定財源の一般財源化は実質増税 (2005年12月6日)

民主党は生まれ変わって、『減税』やってみろ!(2006年4月6日)
道路特定財源の一般財源化 やっぱりおかしい!(2006年12月8日)


山口県の方々にも読んでもらいたくて、

山口ブログに参加してみました。

by dket | 2007-12-06 13:20
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まだ間に合うかもしれない

by dket
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