「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」のニュースに衝撃をうけました。
脱力している場合じゃない、と思わせてくれるニュースがありました。りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍。昨日、ここまで書き、下の引用部分だけコピーして、非公開にしていたのですが、家に帰ってゆっくり新聞記事を読んでみて、びっくりしました。この国は腐っていませんか?(とうに腐っていたのに、知らなかったのは、おめでたい私だけだったのかもしれませんが・・・。)
昨日は、タイトルだけ読んで、すぐに りそな銀行といえば国家的インサイダーの・・・?と思いだし、第10回「失われた5年-小泉政権・負の総決算(4)」 を読み返して、以下の部分を引用してみたのですが・・・。(長いかな?) 小泉政権が5月17日のりそな銀行処理に際して「破綻処理」ではなく、「救済」を選択した背景とし2つの推論が成り立つ。ひとつは、「破綻処理」選択が小泉政権崩壊を意味したことだ。日本経済が金融恐慌に突入したなら、政権は持ちこたえるはずがない。引責総辞職は必至である。いまひとつの推論は、小泉政権がどこからかの指揮、指導を受けて、当初より暴落後の銀行救済を目論んでいたとの見方である。一部ではなく、全体を読んでほしいです。 「失われた5年-小泉政権・負の総決算」 「失われた5年-小泉政権・負の総決算(2)」 「失われた5年-小泉政権・負の総決算(3)」 「失われた5年-小泉政権・負の総決算(4)」 「失われた5年-小泉政権・負の総決算(5)」 「失われた5年-小泉政権・負の総決算(6)」 これを書かれた方がどういう立場にある方であろうと、その中身を自分の頭で吟味してほしいです。さらに、(4)の 以下の部分を読んで、朝日新聞のニュースを読むと、明らかに「優越的地位の乱用」だし、「利害相反」でしょう。なんて美しくない国! 銀行が実質国有化された後、銀行の経営陣には小泉政権と親交の深い人々が配置された。この人事も利益供与の一変形である。結局、民間会社はこのような措置を通じて、乗っ取られたのだ。企業の破綻処理の経過を細かく観察すると、すばらしい経営資源を保有する企業が数多く、政府により乗っ取られ、政権と親交の深い企業や人物に提供されていることがわかる。これらの巨大な「利権政治」について、深い検証が必要である。そういえば、ミサワホームの三沢元社長が、職権乱用で竹中さんを訴えた件は、受理されたあと、どうなったのでしょうか? りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍から画像をお借りしました。↓ 多くの中小零細企業、個人が犠牲になった。一方で、最後の最後に大銀行が救済された。見落とせないのは、資産価格が暴落し、金融恐慌を恐れて資産の買い入れに向かう国内勢力が消滅したときに、ひたすら資産取得に向かった勢力が存在したことだ。外資系ファンドである。彼らが独自の判断で日本の実物資産取得に向かったのだったら、彼らの慧眼は賞賛されるべきだろう。だが、実情は違う。彼らは日本の政権と連携していた可能性が非常に高いのである。多くの中小零細企業や個人事業主が、どこの銀行でも借り入れを断わられて、資金繰りで四苦八苦(倒産、自殺も)していることを自民党議員はわかっているのか! 信念をうち捨ててでも復党した議員さんたちにはわかるのかもしれないけど・・・。(苦笑)
by dket
| 2006-12-19 08:49
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