やらせで世論誘導は、重大な問題。
昨日、書きかけにしていた記事もそのままになっているけど、どうしても、どうしても、どうしても、こちらの話題が気になります。いろんな方が心配して、この方のことは書かないほうがいいよ、と言ってくれるのですが・・・。どうしても、やらせでは?という思いがぬぐいきれません。(11月9日7時24分追記:この記事も書きかけで非公開にしていて、さっき公開にしたばかりですが、雑談日記さんのところでもこんな記事が・・。)
タウンミーティングでのやらせのニュースが続いていて、これまでも、こういうことは、なんとなく当たり前のようなかんじであったのではないかと思っていたら、以下のようなニュースがありました。 <やらせ質問>タウンミーティングの半数弱で疑い 市民活動の中で、小規模だけど、いろんなフォーラムや集会等を主催することが多いのですが、参加者が少なかったらどうしよう、と胃が痛くなります。また、会場からの意見が活発に出なかったらどうしよう、とどきどきします。でも、会を進行する時に、ゼッタイに気をつけていることは、結論を想定しない、ということです。これは、ワークショップの場合も原則だと思いますが、お役所主催のシンポジウム等でのワークショップは、結論を誘導するようなものが多いのでは?とずっと疑問に思ってきました。 お役所が主催する場合、参加者もかなりお役所の知り合い、というケースが多いですよね。動員されたのが一目瞭然ということが多いです。そういう中で、こういうこと言ってね、というのはありそうな気がします。でも、そういうものが、啓発事業の一環のような集まりなら、ある程度許される(?)としても、市民の意見を聞いて、事業の賛否を問うような会で、やらせがあったら重大事件です。仮にやらせ(最初の質問は出にくいので、それを出やすくするような程度の)があったとしても、それ以上に会場から本当の民意を反映する意見が出れば問題はないのでしょうが、まだまだ、自分の意見を公の場で発言するというのは苦手な方が多いですよね。 話が少しずれてしまったかもしれませんが、一見、国民の意見を大切にするような手法が、世論を誘導するために使われているとしたら、重大事件ですよね。きっと、タウンミーティング以外でも、同様な考え方で、さまざまな世論誘導がされているのだと、疑ってしまいます。 どこへ行く、日本。さんは、 内閣府の大臣に当たる役職は、内閣総理大臣である。と書かれていますが、同感。何より国民の意見を聞きたがった(はずの)小泉総理が、その意見を捏造していたとすると、重大な問題ですよね。
by dket
| 2006-11-08 09:19
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