他にもインサイダー取引が存在しなかったか(『直言』より)
 コメント欄にも書きましたが、お昼休みがもう少しあるので、ここにも書いておきます。
 昨日、『直言』に行ってみると、植草一秀さんのレポート第9回「村上ファンド代表逮捕についての論考」 がUPされていました。
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上のバナーは、植草さんのHPから勝手にお借りしてしまいました。『直言』には、
 私は村上氏の東大教養課程時代のクラスメートである。同じクラスメートである元警察官僚の滝沢建也氏が村上ファンド設立時からの同社ナンバーツーであった。村上氏、滝沢氏はいずれもすこぶる頭脳明晰である。とりわけ滝沢氏は人格的にも非の打ちどころのない人物で、多くの級友の尊敬を集める存在であった。
と書かれたあとに、昨日、村上ファンド事件からあらためて金融庁の対応を考える。で、私が伝えたかったことが、きちんと専門家の言葉で書かれていたので、感動。引用させていただきます。
 こうして考えたときに、当時の伊藤金融担当相の国会答弁が問題になる。立会外取引でニッポン放送株式を大量取得したことについてのコンプライアンス上の問題が瞬時に判定できるとは到底考えられないのである。さらに問題は、「本当に違法取引ではなかったのか」との点にも波及する。
 今通常国会は依然として会期を残しており、伊藤前金融相の国会答弁の背景が明らかにされなければならないはずである。国会議員のなかに堀江氏や村上氏と接触のあった議員は数多く存在するはずである。ニッポン放送株式の売買手口については、他にもインサイダー取引が存在しなかったかどうか、徹底した再調査が求められる。
 続いて、第8回「失われた5年-小泉政権・負の総決算(3)-」でとりあげられた「りそな銀行救済」に関係することが書いてありました。
 インサイダー取引は重大な犯罪である。しかし、これまで日本ではその運用が極めて甘かった。2003年5月17日に小泉政権は「退出すべき企業は市場から退出させる」との方針を全面放棄して、りそな銀行を公的資金により救済することを発表した。この政策方針変更についての正確な情報を事前に入手していれば、莫大な利益をほとんどリスク無く獲得することができたはずである。
 りそな銀行、株価指数取引、株価指数投信などについて、証券取引等監視委員会は徹底的な手口調査を実施しなければならなかったはずだ。私は当時のテレビ番組で何度もこのことを訴えたが、証券取引等監視委員会が動いた形跡は皆無である。


(追記:6月10日朝) AAA植草一秀氏を応援するブログAAAにお伺いしてみると、植草さんの講演会のご案内が出ていました。 
 第161回 ランチェスター戦略研究会 (2006年06月22日 木曜日)
  テーマ  『 小泉政権5年間の総決算と今後の日本経済の展望 』
  講 師  植草 一秀 様 (うえくさ かずひで)
        スリーネーションズリサーチ(株) 代表取締役社長
  日 時  2006年06月22日 (木) 
         18:00~19:30 本講演
         19:30~19:50 質疑応答
         20:00~21:30 交流会
  場 所  ランチェスター協会研修センター(品川)
          東京都品川区西五反田5-1-3 ヘリオスビル10F
          TEL:03-3495-4208 
          FAX 03-3495-4271
[PR]
by dket | 2006-06-09 12:58
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