特別会計の剰余金は、どのくらい活用できるのでしょうか?
『国民の生活が第一。』という考え方をゼッタイに忘れてほしくないし、ムダづかいや天下りを徹底的に見直し、国民の生活を建て直すために税金をつかう。と訴えてきたことを、ゼッタイに忘れてほしくないと思います。「ムダ削減」は、削減が目的ではなく、今、苦しんでいる人たちを救うために税金を使うための手段なんだということを明確にしてもらたい。財政均衡主義や緊縮財政のためのムダ削減ではないということをはっきりと国民にわかりやすく説明してもらいたい。
マニフェストを実行するための財源はどうするのか?という攻撃を、ずーっと受けてきた民主党ですが、一般会計と特別会計あわせて約207兆円(金額は少し変わっているでしょうが)を抜本的に組み替える、と主張してきたはずです。3党合意でも、特別会計に徹底的に切り込む、となっているようですが、具体的な数字はまだ示されていません。 いろいろ検索していたら特別会計の剰余金・積立金についての各府省からの提出資料というのがありました。平成20年12月1日作成のものらしいので、参考になります。昨日取り上げた借金返済のための積立金(基金)というのは、32頁の国債整理基金特別会計でしょうか? 埋蔵金は恒久的な財源ではない、という民主党攻撃もありますが、これについては、可処分所得を増やし、生活を安定させる、それにより前向きになった気持ちが、経済を押し上げていく。成長分野には徹底的に投資することにより税収をあげていくんだ、と答えてもらいたいです。 東京義塾さんが、「日本郵政の株式売却を凍結する法案が、法律となった。」と始まる文章に 89年以来の日米構造協議をてこに、あらゆる市場原理主義の政策が押しつけられ、そのお先棒を担ぐ御用学者や官僚と経済人が跋扈したが、彼らの時代はこれで終焉する。と書かれています。本来の日本の良さをもう一度、見直すためには、時間も必要でしょう。その間、国民の生活を支えるための財源が必要なら、特別会計の積立金も利用したらいいのではないでしょうか? 先日、菊池英博さんに講演に来ていただきたいな、と書きましたが、森田実さんのHPに菊池さんの講演録を見つけました。その中に、「政府保有の金融資産の内訳」という項目があり、 「社会保障基金」は、2005年現在で242兆円でしたが、今、約260兆円あります。毎年、20~30兆円ずつ増えています。「社会保障基金」の中味は「年金」「国民健康保険」の二つです。とあります。「年金特会の積立金の取り崩しは、「禁じ手」として政府内にも抵抗が強く、」というニュース記事もありますが、どうなんでしょうか? 以前、紺屋典子さんの講演を聞きに行った時にも聞いたし、紺屋さんの本でも読んだような気がするのですが、日本の年金制度は、賦課方式だというのに、こんなに巨額の積立金は必要ないのではないか、というご意見でした。(日本の年金は、修正積み立て方式だとも言われているようですが・・・。) 山口県の方々にも読んでもらいたくて、
by dket
| 2009-12-19 16:54
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