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「借金を返すための貯金」のための借金なら、それは中断しても・・・。
 鳩山総理も「菊池英博さんのお話が聞いてみたい。」と思われたのかな(笑)。の最後に書いた
 こちらのニュースにも注目しました。⇒国債発行額44兆円にとんでもないカラクリ (ゲンダイネット)
ですが、あまり話題にならないので、その内容を引用しておきます。 
  (以下引用はじまり。)

 しかし、この44兆円にはとんでもないカラクリがある。財務省OBがこっそり言う。

「国の歳出は88兆円です。しかし、税収などの歳入は55兆円しかない。で、差額の33兆円が赤字国債になる。これが44兆円に膨らんだのは、新たに補正予算を組んだからです。さて、問題は88兆円の中身です。この中には10兆円の債務償還費が含まれている。これは借金返済のための積立金(基金)です。国債残高の1.6%を組み入れるように法律が定めているのです。つまり、国は借金を返すために貯金をしていて、その貯金のために新たに借金をしていることになるのです」

 ローン返済に苦しむ人が財形貯蓄をしているようなものだ。そして、その財形のために新たな借金を重ねているのだ。奇々怪々の仕組みというしかない。

「こうした減債制度を行っているのは、先進国では日本くらいでしょう。日本だって、過去にこの制度をやめたことがある。景気が苦しいのであれば、こんなバカな制度をやめればいいのです。そうすれば、10兆円が浮く。あるいは国債発行を抑えられる。こんな制度を使って新規国債発行額を水増しさせている財務省は、財政難をいたずらに煽(あお)りたいのでしょう。もちろん、その裏には増税の意図がある。財務省に乗っかり、自ら44兆円という無意味な足かせをはめている鳩山政権はだまされています」(経済官庁幹部)

 鳩山首相が政治主導を貫くのであれば、財務省幹部を一喝し、「金を出せ」と迫ることだ。

(日刊ゲンダイ2009年11月26日掲載)

   (引用おわり。)



 予算配分の優先順位を変えることが政権交代だったはず。です。これだけ、国民が苦しんでいるんですから、民主党の主張してきた可処分所得を増やすための公約を自信をもって実行してもらいたい。子ども手当ても、工程表どおりの半額支給ではなく、今年の4月に発表した「生活・環境・未来のための緊急経済対策」にもりこんだように、前倒しで実行(こども一人当たり26000円を毎月支給)すべきだと主張します。(所得制限をすべきかどうか悩んでいるひまはないのではないか。)
 可処分所得を増やすための施策を一刻も早くで書いたことを繰り返し、書いておきます。以下、再掲です。

 この緊急経済対策の中身は、2年間で約21兆円(真水)の財政出動をし、マニフェストに盛り込んだ政策を前倒しで実行する、というものだったはずです。そして、それは一回こっきりの施策ではなく、ずっと続いていくものです、と街頭で何度も訴えました。使わずに預金にまわるよ、と言われる方もありました。こども手当てはパチンコ代になるよ、と言われる方もありました。もちろん、一部にはそういう方もあるでしょう。でも、私は、今、目の前の生活費に苦しんでいる人の声もたくさん聞いています。その方々には、預金する余裕もパチンコに行く余裕もなく、公団住宅の家賃が払えない、子供に食べさせるための食費がない、という方々。そんな方々が少しでも気持ちを楽にできるような緊急経済対策を、どうにか急いでほしいと思います。



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by dket | 2009-12-18 07:27
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by dket
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