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「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか(中村 哲さん)
 恥ずかしげもなく、よくこんなチラシがまけるものだと、A PLACE IN THE SUN のpochiさんが米軍再編による空母艦載機などの岩国基地移転に反対している岩国市の井原勝介市長へのリコール運動のチラシを紹介してくださっていて、いっしょに怒りの声をあげたいし、ファミリー メンタル クリニックさんの再編交付金 露骨だなあ にも反応したいのですが、27日の記事に追記したように、事務所の引越し等で、ブログを書いてる場合か!と怒られれそうなので、朝、書きかけにしていたものをそのままUPしておきます。あせっているので、TB等は明日になるかも・・・。すみません!

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 先日、中村哲さんがテレビに出演されていた と書いた時、ペシャワール会のサイトをリンクしておいたのですが、よく見ていませんでした。今朝、あらためて、のぞいていみると、「中村医師の報告」というのがありました。
 最新の報告は、「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしいでした。
~「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか~
というサブタイトル。国会で、アメリカへの貢献を「国際貢献」という言葉にすりかえている方々に、つきつけたい言葉なので、一部引用させていただきます。
 テロ特措法延長問題を議論する前に、今なお続く米国主導のアフガン空爆そしてアフガン復興の意味を、今一度熟考する必要があるのではないか。日本政府は、アフガンに1000億円以上の復興支援を行っている。と同時にテロ特措法によって「反テロ戦争」という名の戦争支援をも強力に行っているのである。

 「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか。干渉せず、生命を尊ぶ協力こそが、対立を和らげ、武力以上の現実的な「安全保障」になることがある。これまで現地が親日的であった歴史的根拠の一つは、日本が他国の紛争に軍事介入しなかったことにあった。他人事ではない。特措法延長で米国同盟軍と見なされれば反日感情に火がつき、アフガンで活動をする私たちの安全が脅かされるのは必至である。繰り返すが、「国際社会」や「日米同盟」という虚構ではなく、最大の被害者であるアフガン農民の視点にたって、テロ特措法の是非を考えていただきたい。



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by dket | 2007-10-31 06:51
『闇に葬られた事件 星の数』 米兵集団暴行に岩国で抗議集会
 岩国の方から、お電話をいただきました。岩国の米海兵隊員4人が、広島の女性を集団暴行した事件について、10月29日(月)、抗議集会が開催されるそうです。住民投票の成果を活かす岩国市民の会が主催だと聞きましたが、まだ、情報がUPされていませんでした。

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 「なんと酷い二次被害だろう。」とTomorrow is Another Happyさんが書かれていますが、このまま逮捕状請求は見送りですか。ひどすぎる。


(追記:10月31日 朝) ここまで書いて、時間がとれず、非公開にしていました。10月いっぱいで、事務所を引っ越ししなくてはいけなくて、職場のみんなに大迷惑をかけている上に、土日も行事が相次ぎ、ブログを書いている場合じゃないだろ、って雰囲気です。29日もその流れで、夕方になっても事務所を空けられなくて、岩国の抗議集会には参加できなかったのですが、その様子は、少し新聞で読むことができました。
米兵集団暴行に岩国で抗議 2007年10月30日(火)14:00 (中国新聞)

 米海兵隊岩国基地の隊員4人が女性に集団で暴行したとされる問題で、岩国市内の市民団体「住民投票の成果を活かす岩国市民の会」が29日、岩国市民会館で、「わたしたちは許さない! 緊急抗議集会」を開いた。約80人が参加し、事件の真相解明や日米地位協定の見直しなどを訴えた。集会では、今も米兵の身柄の引き渡しがないなどと強調。米軍基地を抱える神奈川県や沖縄県から寄せられた抗議文を読み上げた。

 朝日新聞は、『闇に葬られた事件 星の数』 という見出しで抗議集会のニュースを報じていました。住民投票の成果を活かす岩国市民の会代表で、米兵の犯罪を許さない岩国市民の会の代表でもある大川清さんが、
「被害女性が勇気を振り絞って訴えたから、事件が明るみに出た。訴えることができずに闇に葬られた事件が星の数ほどあることを知らなければならない」
と話されたと伝えています。 

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by dket | 2007-10-27 07:16
岩国の米海兵隊員集団暴行事件、昔なら私が被害者だったかも
 さきほど、NHKのニュースで、岩国の米海兵隊員4人が、広島の女性を集団暴行した事件で、ダンスホールから車で移動した間の状況があいまいなため、まだ、日本側に引き渡さずに、米側が任意で取り調べている、と言っていました。なんてこと!

 Tomorrow is Another Happyさんが、広島県知事の言葉をとりあげて、
19歳の時、私は大学2年生。月に一度は夜の3時頃まで盛り場でウロウロしてましたねぇ。終電逃すとなかなかタクシーつかまんなくなるしねぇ。被害に逢った女性は、もしかしたら、そんな時間までの夜遊びは初めてだったかもしれないのに、「強姦されたのは自己責任」と言われちゃうんですねぇ。
と書かれています。私もまったく同じ。お金がないから、そんなにしょっちゅうは遊びに行けなかったと思いますが、当時は、「ダンシングオールナイト」という唄が流行って(古いッ!)いるとおり、“オールナイト”のイベントは多かったし、平気で参加していたと思います。今も若い方々はそうでしょう。

 私は、このニュースを聞いた時、すぐに「昔なら、徳山でおきていた暴行事件かもしれん。」と思いました。今回は、広島の女性が被害者です。今は、広島に遊びに行く米海兵隊員が多いのでしょうか?でも、もっと、徳山の夜の街がにぎやかだった頃は、徳山に海兵隊員が飲みにきているのをよく見かけました。ボロい車に乗って岩国からきた、という通訳の仕事の海兵隊(?)の方とも知り合って、車で送ってもらったこともあります。若い頃の話ですが、そのまま私が被害者になっていた可能性もあります。(乗せてくれた方に失礼な話なので、その方は、そんな方ではなかったと思いたいですが・・。) 今は、女の子を持つ親の立場になり、娘たちがこんな被害にあったら・・・、と不安です。



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by dket | 2007-10-25 09:23
日本のアフガン支援論争のどこがまちがっているのか(伊勢崎賢治氏)
 反戦老年委員会さん(現在、反戦塾さん)のところで、アフガニスタンで武装解除日本政府特別代表を務めた、伊勢崎賢治さんの「美しい誤解」という発言を知り、ましまさんの言葉をそのまま使わせてもらって、テロ特措法、イランが「美しい誤解」をしていてくれるうちに と書きましたが、その伊勢崎賢治さんが、ビデオニュース・ドットコムに出演されていました。こういう情報は、これまで、こば☆ふみさんがコメント欄に入れてくださっていましたが、コメント欄を閉じてしまった(エキサイトの方だけ書き込み可)ので、残念ですが、知りませんでした。
マル激トーク・オン・ディマンド 第342回(2007年10月19日)
日本のアフガン支援論争のどこがまちがっているのか
ゲスト:伊勢崎賢治氏(東京外国語大学大学院地域文化研究科教授)

 ぜひ、聞きたいのですが、家のPCは、なぜか、ずっと音が出ないので、事務所でしか聞けません。今、聞きながら書いていますが、もう帰らなくては・・・。

 先日は、中村 哲さんもテレビで発言されていましたが、いっしょに出演されていた森本 敏さんや塩じいさんや中田横浜市長さんは、まったく中村 哲さんとは真反対と思えるコメント(洋上給油を継続すべき)をされていたと思うのですが、賛同している風に話されていました。恥ずかしくないのでしょうか。見ておられた方、いらっしゃいますか?
 その日の午後、西山太吉さんの講演会があったのですが、西山太吉さんは、中村 哲さんとまったく同じことを言われていました。

 国会では、守屋前事務次官の件で、議論が止まっていたようですが、石破大臣は、もちろん正しい“現状認識”(宮台さんが初めて知りました、と言われていました。)をされていると思います。そうであれば、国民には誠実な顔を装い、ニセモノの言葉を語っておられるのでしょうから、政治家って気持ち悪いと思います。

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 伊勢崎賢治さんは、“美しい誤解”をされていたのが、安倍さんの退陣のニュースで有名になってしまい、(国連で?)言われて、恥ずかしかった、と話されています。

追記(10月25日朝):↑は、昨日、あせって投稿したものですが、今朝、ムルダヴァのようにさんのところに、
 さらに話が変わりますが、この前平和省のシンポジウムのときに伊勢崎賢治さんはISAFについてどうお考えなのか聞いてみたかったと思っていましたら、マガジン9条にインタビュー記事がありました。ぜひお読みになってみてください。

伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学:番外編
というのを見つけました。
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by dket | 2007-10-24 21:00
民営化の先には、さらに恐ろしいシナリオが待っている。(森永卓郎氏)
 政治・経済 メモ代わりりさんのところで、野党3党、郵政見直し法案を共同提出 のニュースを知りました。やっと という感じですが、うれしいニュースです。
 喜八ログさんが始めてくださった「郵政民営化法案の凍結」キャンペーントラックバックセンターに行ってみると、すでに他の方も投稿されていました。とむ丸さんが翻訳された郵政民営化に関する部分の年次改革要望書についてとりあげておられた神州の泉さんのところにあった
『そのように定め、そのように行なえ』(So it was written So it will be done)
という言葉に、絶望的な気持ちにさせられますが、郵政見直し法案の議論を見守りましょう。

 朝、森永 卓郎さんが、
 ここまでは、まだまだ序の口である。民営化の先には、さらに恐ろしいシナリオが待っている。
と書かれているのを読んで、さらにあせる気持ちが強くなりました。『構造改革をどう生きるか』第104回の 郵政民営化の先にある恐怖のシナリオ4ページめです。一部引用させてください。
 現在、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の資金は、その3分の2以上が国債(財投債を含む)で運用されている。そこで、外資系の株主が次のように提案してきたらどうするか。

 「なぜ低金利の日本国債で運用するのか。金利の高い米国債を買うべきだ」

 現在、日本国債の金利は1.5%に過ぎないが、米国債の金利は4.5%と圧倒的に高い。しかも、ムーディーズ格付けは日本国債がシングルAであるのに対して、米国債はトリプルAである。「金利が3倍もつき、信用度ははるかに高い。なぜ買わないのか」と理詰めで迫られたとき、経営陣がそれを排除するのは極めて難しいのではないか。

 もちろん、現時点での金利と信用度を見れば米国債を買ったほうが得だろう。しかし、わたしのみならず、現在の米ドルをバブルだと見ている人は少なくない。このバブルが崩壊したら、どうなるだろうか。米国債の価格は大幅に下落し、同時にドルも暴落するから、米国債の価値は劇的に低下する。短期間で3割以上低下する可能性は十分にある。
       (中 略)
 ドルが暴落する可能性は、長期でみれば100%だとわたしは思っている。新しい経営者がどれだけ米国債の運用を認めるかは分からないが、そうしたリスクを念頭に置いているかどうか、わたしは心配なのである。

 そして、ゆうちょ銀行やかんぼ生命の株を売却することは、国民の大切な資産をそうしたリスクにさらすことになるのだが、政府はこれまで国民に対してそのことを一言も説明していないのだ。

長く引用してしまいましたが、2ページめにも多くの方に読んでもらいたいことがたくさん書かれています。
 確かに、民営化で税収は増えるだろう。だが、何のことはない。税金分のツケが利用者に回るというだけの話である。つまり、知らない間に国民に対して増税が行なわれたのと同じことなのである。少なくとも国民にメリットがあるわけではない。
という部分とか、「特殊法人への資金の流れが変わる」という誤解・曲解について、
 政府が財投債を売って、政府がその金を特殊法人に流していたのであるから、特殊法人を温存していた責任があるのは政府なのであって、郵政公社には責任はなかったのだ。
と書かれていて、郵政民営化にこだわってこられた方々には、もう当たり前のことかもしれないけど、一般の方に伝えていかなくちゃいけないことがいっぱいありました。

 野党は力をあわせて、こういう問題を国民の前に明らかにしてもらいたい。

 
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追記:米国債の価値が劇的に低下する。という森永卓郎さんの記事から、グローバリゼーションの終着点?(アメリカ国債)を、ひさびさに読み返してみました。
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by dket | 2007-10-24 07:26
こんな政府で信じられるわけがない。
 ひさびさに夜のニュースをみたのですが、何もかもメチャクチャじゃないですか!
 まず、舛添大臣の顔が出てきて、思わず、テレビにむかって怒鳴ってしまいました。年金を盗んだ役人は牢屋に入ってもらう、と発言してたじゃないか!こっちは命の問題だ。責任者は牢屋に入れろよ!と酔っ払いオジサン風になってしまいました。そのニュースは、
118人の症例情報放置=実名2人、ほかはイニシャル-薬害肝炎書類問題・厚労省(10月22日13:51)
 
 汚染された血液製剤フィブリノゲンを投与され、2002年に厚生労働省に報告された肝炎発症例について、同省は22日、把握した発症例418人の書類のうち、実名2人とイニシャル116人が記載されていたとする調査結果を公表した。

 同省はこれまで418人の患者を特定できる書類はないと説明。02年時点で個人を特定し、告知ができたのに放置された可能性が強まり、当時の対応に改めて批判が上がりそうだ。

 この書類は02年、旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から報告を受けた際に提出された。19日に同省の地下倉庫から新たに見つかった。

 同省はこれまで公表した匿名の「症例一覧表」と倉庫から見つかった書類を基に、この118人に加え、氏名の記載がなかった47人分の計165人について症例の突き合わせができた。

 この中には症例から見て、薬害肝炎訴訟の原告の可能性がある患者が9人いた。うち国と製剤の投与について争っている人が2人で、1人はC型肝炎大阪訴訟の原告と推定されるという。
です。地下倉庫から見つかった、とはどういうことか。最初から隠していたとしか思えません。
 ニュースをみながら、夫に「もし、えりちゃん(娘)がこんな目にあっちょってみーさん!」と怒っていたら、薬害C型肝炎訴訟の原告の方が出られて、「不作為ではなく、悪意だ。」と発言されていました。この前も、「私たちが死んで証拠がなくなるのを待っているんでしょう。」というようなことを訴えられていたと思いますが、ホントにそう思われても仕方ないと思います。
 
 テレビでは、なんとなく舛添大臣が指導力を発揮して、こういう問題が明らかになってきたようなイメージ(考えすぎ?)ですが、民主党がB型・C型肝炎総合対策推進本部を設置して、厚労省の血液製剤投与症例一覧放置問題を追及してきたことは、あまり報じられません。18日に第10回目となる会議を開催して、19日に舛添厚生労働大臣に対し、「抗議要請書」を申し入れすることを決定していたようです。民主党のHPより一部引用します。
(1)患者への告知と実態調査(2)5年前、何故告知の必要性なしと判断したのか、その責任者の公表(3)責任者に対する刑事責任追及の可能性の有無の調査(4)418名の肝炎等の患者に謝罪し、具体的な対策措置――等の要請を盛り込む意向を明らかにした。

 会議後のブリーフィングで、山井和則ネクスト厚労副大臣は、今回5年前に調査した「血液製剤フィブリノゲン投与に関する肝炎等症例一覧(418件)」が再び問題となった経緯について説明。9月の大阪高裁で、原告の1人が初回投与日、症状発現日等から一覧の中にある症例が自分ではないかと情報公開請求を行ったことにより、製薬会社が当時知らないと主張していた住所と氏名を把握していながら対応していなかった事実が明らかになったとして、「これにより『わからなかったので対応できなかった』との舛添厚労相の発言の論拠が崩れた」と述べた。
16日の参議院予算委員会で、福山議員が質問されていたのは、このことですね。舛添大臣は、お役人のような顔で答弁してたのに・・・。その内容はこちらにあります。↓
(福山議員は)2002年の厚生労働省からの命令書を受けて三菱ウェルファーマ株式会社が提出した、血液製剤を投与した418名の症例を示した報告書を取り上げた。この報告を受けて行なった厚労省の対応に関する質問に舛添厚生労働大臣は「一般的に肝炎ウィルス検査の実施を呼びかけた」にすぎなかったと回答。それを受けて福山議員は、大阪高裁で公判中の薬害C型肝炎訴訟原告16番の患者が、この418名の症例に含まれていたことに関して、「418名のなかに原告16番はいたか。個々の患者を特定しようとしたか」と確認を求める福山議員に対して舛添大臣は、「結論からいえばだれの症例かという決定はしていない」と答弁。三菱ウェルファーマ株式会社が個人情報を持っていたにもかかわらず、確認を行なわなかったとしたうえ、「過去のことについては完ぺきに十分(な対応を)国が行ったかというと、必ずしもそうではないという認識を持っている」と、当時の国の対応の不備を改めて認めた。この患者に対しては、国が公判の準備抗告書面で「投与を実証する証拠はない。投与によってC型肝炎に感染したとはいい難い」ときつい表現で否定している事実も、質疑を通じて明らかになった。


 インド洋上での給油が、20万ガロンではなく80万ガロンの間違いだったことが、当時、福田さんが官房長官だった時に、国会で答弁された時からわかっていたというニュースも、あまりにも国民をばかにしたニュースです。
 国際貢献として、給油を続ける必要性を説明する話も国民を明らかにだましていると思うのですが、よく理解されているはずの石破大臣が、何度もテレビに出られて、平気でそんな話をされているのは、ホントに腹が立ちます。
 
 守屋前事務次官の事件や岩国米海兵隊の少女暴行事件等々、怒る話題だらけで、もうメチャクチャじゃないかと思うのですが、朝、書きかけにしていたものを、今書き足していたら、衆議院の本会議が始まりました。中途半端ですが、UPしておきます。

 新テロ対策特別措置法案・・・、野党は、テロとの戦いがテロを増幅させていることを、国民の前に明らかにしてほしい。


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by dket | 2007-10-23 13:12
「沖縄密約」以後の日米同盟の変質 西山太吉さん講演会
 昨日は、先日ここでもお知らせした西山太吉さんの講演会に行ってきました。まだ、少し興奮状態ですが、講演内容を少しでもメモしておきたいと思います。

 まず、西山さんが山口県ご出身だということにびっくりしました。講演会の受付で買った『沖縄密約』の著者紹介の欄に「山口県に生まれる。」とあったので、えっ と少し驚きながら会場に入ったのですが、講演の最初のご挨拶の部分で、下関のご出身で、(現在の)下関西高校卒業だと話されました。北九州にいらっしゃるという記事を読むことが多いので、山口県の方だとは知りませんでしたが、なんだか一気に親近感がわきました。(笑)

 西山さんは、沖縄返還について、国民には“核抜き本土並み”という言葉で、沖縄を本土並みにすることだと伝えられたけれども、実際は、本土を沖縄化することだったと言われていました。演題は、『「沖縄密約」以後の日米同盟の変質』でしたが、西山さんは沖縄返還時が、基地の“自由使用”を認めることになったことをとりあげ、日米安保の変質の第一段階だと位置づけておられます。そして、沖縄返還時の日米合意は、変質の第二段階である新ガイドライン(日米防衛協力のための指針)に進んだ。さらに、第三段階が、今日の米軍再編だと話されました。
 昨日買って帰った『沖縄密約』には、
 安保変質の第一段階ともいえる沖縄返還時にあって、問題とされたのは、東アジアの特定地域に向けた在日米軍基地の使用のあり方、つまり“自由使用”を実質的に保障するかどうかにあったが、第二段階のガイドラインの見直しの重点は、その基地使用の対象領域の拡大とそれを自衛隊が後方支援するというワク組みの新設設定であった。
 さらに、新ガイドラインで注目すべきは、「情報交換および政策協議」「安全保障面での種々の協力」「日本に対する武力攻撃に際しての共同作戦計画および周辺事態に際しての相互協力」などがあげられ、すでにその時点で、今日の日米軍事再編の柱となる日米一体化・共同体化の伏線が張られていたことであろう。(『沖縄密約』139頁、140頁より引用)
と書かれています。

 沖縄密約は思いやり予算に続いていて、その額が飛躍的に伸びている話や米軍再編に関する費用負担の問題、米軍再編が事実上“追放”されたラムズフェルドと今話題の守屋元事務次官により作られた話、不安定な弧、新しい脅威、中村哲さんの活動等々さまざまなお話をされました。もう出かけるので、また後日書くことにします。
 参院選での自公大敗により、これまでだったら何ら議論されることもなく延長されたであろう対テロ特措法がここまで大きな問題になることは予想外だったそうです。雑誌『世界』に発表された小沢さんの論稿にも触れられ、今こそ、日米同盟(米軍再編についてだったかも)について本質的な議論が必要だと話されました。

 お話を聞きながら、15日の天木直人のブログの記事 いまこそ日米軍事同盟の実態を直視する時だ(前編) を思い出しました。一部引用しておきます。
 日本は今猛スピードで戦争国家米国に従属させられようとしている。在日米軍基地が、日本を守る為の基地から、米国の戦争の為の基地に再編されようとしている。日本を守るはずの自衛隊が、日本とは無関係の米国の戦争の為に、米軍に命令されて中東にかりだされていく。この事は政局争いの為にする議論ではない。事実なのだ。そしてその事実が国民の目から隠されたまま、て深く・静かに、しかし猛烈なスピードで進んでいるのだ。
  思えば1995年のナイ・イニシアチブから始まり、96年のクリントン・橋本首脳会談による日米安保共同宣言、それを受けた97年の新ガイドライン、98年の周辺事態法を経て、ついに2005年にブッシュ・小泉の手による米軍再編への全面的協力(日米同盟:未来のための変革・再編)によって、憲法9条が否定され、日本の安全保障政策が完全に米国の戦争の中に埋没してしまった。この現実を今こそ国民の前に提示されなければならない。
そういえば、天木直人さんもプロフィールに山口県生まれとありましたね。すぐにお引っ越しされたらしいですが。


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追記:西山事件については、若い方(私の年代でも同じですが、笑)は、よく知らない方も多いと思いますが、日暮れて途遠しさんのところに、くわしくまとめられたものの全文コピーがありました。
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by dket | 2007-10-21 14:03
誤って航海日誌廃棄 ― 証拠隠滅?と どうしても思ってしまう。
 昨日の石井 一議員の国会での質問は、どうせテレビではとりあげないんだろうな、と思って、事務所でブログにメモしておきましたが、あせって家に帰り、テレビをつけたら、インド洋で給油活動に当たっていた海上自衛隊の補給艦「とわだ」の航泊日誌が廃棄されたというニュースがチラッと流れました。江田議員と共産党の小池 晃議員の顔も写っていましたが、あせって夕食(夕じゃないけど・・。)を作りながらだったので、よくわかりませんでした。

 でも、これって大変なことじゃないのぉー、と思いました。本当に“誤って”廃棄されたのぉー?わざとじゃないのぉー?と思いました。20万ガロンが80万ガロンの間違いだったとか、航海日誌を廃棄とか、あまりにも“偶然”が多すぎて、信じられません。どうしても、証拠隠滅?と考えてしまいます。国会で防衛相も外相もイラク戦への転用はない、と言われていますが、こんな不祥事が続いて、どうして国民が信じることができるでしょうか?
 福田総理は、アフガニスタンへの空爆について質問された共産党の小池議員に「どうして理解しようとしないのか。どうせ、何でも反対なんでしょ。」と言われていましたが、こんな資料提示で、どうやって理解しろというんでしょうか?野党は何でも反対なんでしょ、というレッテル貼り。悪質な答弁です。

 朝、お玉おばさんのところをのぞいたら、日誌をほかした(捨てた) という記事がUPされていました。
やっぱり、ばれては困る事があるんじゃないかい?誤って破棄するって・・・間違えて捨てちゃうって事だよね。どういう状況で発生するんでしょうか?誤って捨てた人は誰なんでしょうか? 防衛省側は「規則違反だが、情報公開法などの法令違反には当たらない」といってるし、法に触れなきゃヤバイものは捨てても良いって事になりませんか?給油に賛成している方々・・・こんなんで良いの?ほんとうに?
と書かれていましたので、早く事務所に出なくちゃ、と思いながら、書いてしまいました。


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 昨日の朝、質問に立たれた福山議員が、海上自衛隊のインド洋での給油が、イラク戦に使われていたという疑惑については、枝葉末節な問題だと言われる方があるが、シビリアンコントロールの根幹に関わる大変重要な問題だというようなことを言われていました。入力ミスだったとか誤って廃棄とかですまされることではありません。徹底的に明らかにしてもらいたいです。
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by dket | 2007-10-17 09:53
福本潤一前参議院議員を参考人招致して(公明党の上納金問題)
 今日も車での移動中だけ、国会中継が聞けましたが、朝から随意契約の問題等、大変興味深い内容が続いていました。途切れ途切れに聞いたので、石井 一議員が何を発言されて国会が紛糾していたのかわからなかったのですが、公明党の冬柴大臣が異常に怒って答弁されていたので、気になっていました。参議院TVで確認してみましたが、公明党を離党された福本潤一前議員の発言から公明党の上納金問題をとりあげられたのですね。
 こっかいmemoさんがお休み中(?)なので、今日のメモとして。 ↓

公明・創価学会を追及=冬柴氏とバトル-民主・石井氏
10月16日19時2分配信 時事通信

 16日午後の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表が公明党とその支持母体の創価学会への批判を展開。同党の冬柴鉄三国土交通相が色をなして反論する一幕があった。
 石井氏は、公明党には国会議員が党本部を通じて創価学会に納める「上納金」と、国会議員から学会の池田大作名誉会長への「P(プレジデント)献金」があると追及。さらに党役員人事の決定過程も不透明と指摘し、「あらゆる面で不可解」と批判した。
 これに対し、冬柴氏は「上納金」について「(選挙の際に)公認料は党に出している」としながらも、学会への上納は否定。「P献金」の存在も認めなかった。
 石井氏が「閣僚席に座っているのだから、その言葉は重い」と畳み掛けると、冬柴氏も「(P献金などが)ないということになれば、あなたも議員を辞めるか」と反撃。両氏のバトルはエスカレートし、石井氏は池田氏の参考人招致や文部科学省による実態調査を求めた。 

最終更新:10月16日19時2分
 この話題、今日のテレビでのニュースでは取り上げられるでしょうか?

 石井議員のお話は、選挙期間中、山口県下関市へ行った際の、自民党支持者の反応(自公選挙協力への反発)や、舛添大臣の言葉は行きすぎだ、という発言等々、おもしろいですよ。



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by dket | 2007-10-16 20:44
郵政民営化見直し法案共同提出 に期待!
 昨日の夜は岩国に行くことになり、その前の晩は、周南市長の後援会の集まりで、なかなかゆっくりとPCの前に座る時間がとれませんでした。(仕事では座っているのですが・・・。笑) 身内から指摘された、やるべきことをやっていないことと、実際、時間が自由にならない現実とが重なり、かなりブルーだったのですが、らんきーブログさんのところで、
民主、国民新両党は10日、来週にも参院で統一会派を結成することで基本合意した。民主は国民新が求めてきた郵政民営化見直し法案の参院への共同提出に応じる。
というニュースを見て、ものすごくうれしくなりました。
 また、日本がアブナイ!さんの「10日の民主・小沢会見を見て思ったこと ~報道のアヤうさ&民主党はさらなる広報努力を~」 を読んで、さらに気持ちが軽くなり、今日やるべきことをかたずけていくしかない、と明るくなりました。本当はブログを更新している場合ではないのでしょうが、自分を励ますためにもメモしておきたい。

 喜八ログさんが始めてくださった「郵政民営化法案の凍結」キャンペーントラックバックセンターに行ってみると、晴天とら日和さんのところにも
●NHKニュース 10月11日 4時17分  
国民 民主と統一会派で協議へ
●時事通信 2007/10/09-22:34
郵政見直し、共同提出へ最終調整=国民新と統一会派目指す-民主
というニュースが紹介されていました。

以上、朝、家を出る前のメモです。夕方になってしまいましたが、UPしておきます。


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追記:さっき、「郵政民営化法案の凍結」キャンペーントラックバックセンターに、「今日はいつも立っている川西交差点にて朝立ち。」という文章を発見。岩国の姫野議員じゃないですか!山口ブログにも参加されているんですね。
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by dket | 2007-10-12 18:06



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