<   2005年 11月 ( 27 )   > この月の画像一覧
行き詰ったままなのも すぐにあきるでしょ。
 luxemburgさんのところで、それ誰って人、ま・さ・か・いませんよね。と書かれていた「ザメンホフ」って誰?って思って希望を見出すどころか落ち込んでから、最近とてもついていけない世に倦む日日を読んだので、私家版・世に倦む日日の基礎用語の(3)を期待して、美しい季節とは誰にも言わせまいさんのところに行くと、文学者の影が薄い で、 そうだよね、とは思ったけど、みんなよく本を読んでいるんだなぁ、とかなりいじけてきて、T.N.君の日記さんのコメント欄をのぞくと、STOP THE KOIZUMI!!!と書いてあるのはうれしかったけど、「高校時代に読んだ「三酔人経綸問答」を改めて読みなおしているところです。」とコメントされていて、雑誌ばかり眺めるのが好きだった私がへんなのかな、こうなったら、お玉おばさんのところで癒されようと思ってお伺いしたのに、先客のとりあえずさんがいじめる(笑)し、おふたりとも、ロ、ロシア式・・・ と 盛り上がっているので、やわらかいネタでもついていけない、とますます暗くなり、いくら野ブタパワーちゅうにゅうとつぶやいても、ちっとも効果がなく、「今、ちょっと 行き詰ってしまいました。」と弱音をはいて帰りました。(あ~、ここまで書くのに、リンク貼りでものすごく時間をとって、お昼休みが終わってしまいました。)
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 すると、お玉おばさんが「肩の力を抜こう!」と書いてくださったので、たしかに!とうなずいて、ずっと気になっていた加藤ミリヤのジョウネツが聴きたいな、と、友達に電話してCDを買ってきてもらいました。大きな音で聞いてみたら、びっくり!ものすごく元気出てきました。若い女の子が悩むようなことで、ぐちぐちとこだわっていてもしょうがないし、行き詰ったままなのもすぐにあきるでしょ、と、飲みに行こうかな?と思ったけど、TVタックルに鈴木宗男さんが出られていたので、どんなことを言われるのかと気になり、テレビの前で缶ビールを飲むことにしました。
 TVタックルでは、質問主意書のことも紹介されていて、これは喜八ログさんのところで知ったことだけど、最近よくテレビでとりあげられるなぁ、ブログってエライと感心して、はじめの一歩さんが、ご案内されていた佐藤優さん講演会 in 池袋を思い出し、読みかけにしたままの『国家の自縛』を早く読んでしまって、年末のおしせまった時期だけど、行ってみた~い、とひとりでぶつぶつ言っていました。この日のTVタックルは、城内実さんも出られていたのですが、ちょっとパワー不足で、あまり発言されませんでした。鈴木宗男さんは、北方領土問題について、以下のように27日の日記で書かれていますが、テレビでも同じようなことを言われていたので、ムネオの日記より一部引用しておきます。
日露首脳会談で領土問題が進展しなかったのは何故か。総理を支える外務省の対露専門家が本当に小泉総理をサポートしたかどうか、ロシアのシグナルをきちんと受けとめていたか、又、日本として問題解決に向けて発信したことがないこと等、具体的に話す。平和条約交渉の土俵を定めた東京宣言があたかも北方四島の日本への帰属確認を約束した文書であるかのような幻想を国民に与えているのが「東京宣言至上主義」である。東京宣言を百万回繰り返して読んでも北方四島は日本に近づかない。「四島の帰属に関する問題の解決」ということならば、日4露0、日3露1、日2露2、日1露3、日0露4、の5通りがある。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の北方四島は日本固有の領土であり、これら四島に対する日本の主権(もしくは潜在主権)が認められない限り平和条約は締結できないという立場は一貫しながら、逆にそれ以外の点ならば大胆な妥協をして日露の戦略的提携を進めるべきで、空想的解決より現実的解決を進めることが国益であり、その為には2001年3月のイルクーツク声明をスタートとすることが現実的であると話す。
 北朝鮮拉致問題の解決にはロシアが役にたつという話もされていて、佐藤優さんの本に書いてあるとおりだと、私は一生懸命聞いていたのに、そばで見ていたおばあちゃんがムネオハウスが話題になった頃のイメージそのままに悪い人扱いするので、違うよ、と思ったけど、説明していたら、話が聞こえないので黙っていました。佐藤優さんは、『国家の自縛』の中で、拉致事件の解決には、モンゴルも役にたつと話されています。「モンゴルにとって日本は大切なODAのドナー国ですからね、モンゴルにお邪魔して情報収集に側面からいろいろ動いてもらうんですよ。」と。そして、横綱・朝青龍さん一族がモンゴルの共産政権時代の秘密警察と公安組織の人たちであるから云々とか金正日の発表した論文のこととかおもしろいことが他にも書いてあるのに、読みかけのままだったと今、反省しました。
 TVタックルにもよく出られる西村真悟議員が逮捕されたとその後のニュースでやっていましたが、もしかして、これも国策捜査?と思ってしまいました。だって、捕まった理由が、T.N.君の日記さんが書かれているとおり、みんなやってんだろうなーと思うような一件だし、国家の罠に書かれている国策捜査の要件をみたしているような気がします。ほんとに最近のニュースは、なんでも裏ばかり考えてしまうくせがついてしまい、もう、何も信じられないってかんじ。
 そういえば、熊毛のYさんへの言い訳をここで書いていたら、ちゃんと読んでてくださったんですね。しめきりをものすごくすぎちゃったのに、怒ってはいません。とのお言葉についつい甘えてしまい、土日にも書けませんでした。今日の夜にはきっとお送りできると・・・。たぶん。
 まあまあ気に入った加藤ミリヤのCDを聞いていると、ミーシャが売れ出した頃、大阪のクラブであったライブに行って、ぎゅうぎゅうづめで聴いたときの気持ちよさを思い出しました。ミーシャとか広い会場で聴いてもね・・・。加藤ミリヤのアルバムに収められていたジョウネツは、UAの方がいいかな?最後のONE DAY ~夜空 Remix~ 加藤ミリヤ・m-flo の歌詞が、ラップだけど、案外、STOP THE KOIZUMI みたいと思ってしまう私はやっぱりまだ行き詰まっているのかも?わりと好みが近いはずの?BLOG BLUESさんはこういうのは、お嫌いかなぁ。
 久しぶりにいただいたTBもあり、お元気になられたのかな、と少しほっとしながら、落ち込んでいてもいろんな方から届くTBが励ましてくれるので、新しい記事でTBを返したいと書いたのですが、少し長くなってしまいました。夕食なので、TBを返すのは夜にします。あっ「対談ですから簡単に読めますよ。厳密に読むとたいへんですが。」とお奨めいただいた丸山真男と加藤周一の対談『翻訳と日本の近代』ですが、やっと読めました。厳密にではなくて。それでも、とてもTBは返す勇気はありません。同じ歌でも違いすぎ。(笑)
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by dket | 2005-11-29 19:38
休日の朝に
 かわいい人ですね。とTBがあったので、私のこと?と喜んで(笑)読んでみると、先日の宮沢りえちゃんが演じた瀬戸内寂聴さんのことでした。私もぜったい見ようと思っていたのに、もう、忘れていて、10時くらいから見たのですが、圧倒されました。なんとも表現できない気持ちになったので、書こうかと思ったのですが、書けませんでした。Jovanniの"雨ニモマケズ"さんは、最後に「今日は、近所の人が亡くなられてお通夜のお手伝い、人生すなわち「生きる」という事を考えさせられる一日でした。」と書かれていますが、まさに「生きる」ということを考えさせられました。私の場合は特に「女」ということについても・・・。
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 休日の朝、ゆっくりと平和に朝食をとりながら、外の景色を眺めていたら、ふいに涙がでてきました。ここのところ、あまり泣かないですんでいたのに、夜明けに目がさめてしまって読んだ世論は間違うことがある----どんなふうに? を思い出したからかな。私はこんなに優雅に朝食をとっているのに、今この瞬間にも爆弾から逃げまわっている人たちがいるなんて。恐怖でこどもを抱きしめている人もいるのでしょう。申し訳ない気持ちになっていること自体が申し訳ないです。昨日、イラクへの自衛隊派遣を1年延長というニュースをちょっとだけ目にしたのですが、決まったのでしょうか?こんな日本で、私は恥ずかしいです。
 
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by dket | 2005-11-27 11:18
私にとって 知るを楽しむ のブログをもう少し続けさせて
 日頃はいいやつらなんだけど、私の飲み仲間であり、強力な理解者である仕事場の仲間は、忙しくなると、誰かがイライラし始め、今日もそのとばっちりが、ブログなんかやってるからだ、と無関係の私にまわってきました。痛いところをつかれた私は暗い子になって、その場を離れましたが、どんどん時間が追いかけてくるので、野ブタパワー ちゅうにゅう! と弱々しく叫び、仕事をばりばりかたづけました。私が本気を出せばこんなもんさ、とひとりで満足していましたが、さすがにお昼休みにブログの更新はできませんでした。でも、わりと早く更新されていた世に倦む日日を読んで、やっぱりちょっとだけ書こうと思って書きかけにしていたものが↓に(mudaidesuさん風)ありますので、できたら今日中にUPしたいです。
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 TBいただいた方のブログをちゃんと読んでからTBを返そうとすると、おくれおくれになるのですが、お許しください。今日は、またまた a リアリスト on アメリカ外交政策 と 日本人の劣等感と優越感? & 欧米リベラルを読んでいました。いっつも、なぜか心が疲れるとお寄りする場所ですが、リアリストとかレイシズムとか、これまで身近に出てこなかった言葉がたくさん出てくるので、私はほとんど理解できていません。でも、なんだかわかった気がするので、不思議。おまけに英語の訳が注釈つきなので、英語のお勉強もできます。
 なぜか買っていた「論座」の7月号にリベラルの責任という特集があって、当時は読んでもぜんぜん頭に入らなかったのですが、今、引っ張り出して読んでみるとおもしろいです。とりあえずさんへのコメントでもちょっと書きましたが、佐伯啓思という方が、 「真の保守主義」再生しかない で 
こうして、奇妙なことに、イラク戦争は、左翼リベラリズムVS.保守ナショナリズムという構図を崩してしまった。国際的平和主義を唱える左翼と、秩序維持のための軍事行動を訴える保守、という従来の情緒的で政治的な対立が、思想的な配置と一致しなくなったのである。思想・信条の軸からすればアメリカのイラク攻撃を支持もしくは追認せざるをえない左翼がこれに反対し、批判すべき保守が支持にまわったわけである。
と書かれているのも興味深いし、とりあえずさんのあなたも反小泉ブロガー同盟へシリーズもおもしろい。三輪のレッドアラート!さんの革新と保守の説明(どこだったっけ。いっぱいエントリーされているので、みつかりません。笑)もわかりやすいかもしれない。なんでもブログのおかげだなと楽しくて楽しくてしょうがないです。こんな話、常識、という方には感動がないのかもしれませんが、私はなんだか新しいことばっかりでうれしいです。NHKの番組でやっている 知るを楽しむ 状態です。だから、もう少しブログを続けさせてほしいのに・・・。
 それで、今日の世に倦む日日を読んだら、なぜか今日の朝読んでいた日本人の劣等感と優越感? & 欧米リベラルが思い出されて、片岡義男の話も思い出されて、楽しくてしょうがなくなったので、もう、野ブタパワー ちゅうにゅう は必要なくなったのでした。
 わぁ~ 、こんな中途半端だけど、明日になるので、このままUPします。
 あっそういえば、熊毛のYさ~ん、いつもいつもご迷惑をおかけしていますが、お約束を忘れているわけではありません。もし、見にきてくださっていたら、ブログは書いているくせに・・・と怒らないでくださいね。すぐにメールで送りますので、ちょっと待ってね。(こんなところで言い訳してみたり。)

【追記】丸山真男と加藤周一の対談『翻訳と日本の近代』 今日、16ページだけ読めました。座っている時間がないので、対談でも簡単ではないです。
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by dket | 2005-11-25 23:52
この怒りはみんなで共有しないと
 今日のお昼休みは、ちょっと忙しいので、新しい投稿は無理です。コメントしたいところもあって、書きかけのままなのに・・・。時間がほしい!と真剣に真剣に思う毎日。やっぱり、家にいさせて!と叫びたいと思ったら、こんな世の中への怒りを発見。最近、見ないようにしているテレビなので、見逃しましたが、想像がつきます。ホントにこれまでの怒りがぶり返してきたので、この怒りはみんなで共有しないと、とこれだけ書いとくことにします。夕方か夜にでもコメントの続きは書くことにして、心残りだけど、でかけます。あ~、大晦日の紅白歌合戦がゆううつ。
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by dket | 2005-11-24 12:09
歴史の重みと感動はどこへ?-自民党結党50年
 朝おきて最初に読んだ、とりあえずさんの民にできることは民に?----建築より国家のデザインを語れにTBしたかったので、以前、山崎養世さんが参議院国土交通委員会に参考人として出席され、国家全体のグランドデザインを語られていた時のことを書いたものを探したのですが、どうしても見つからず、もしかしたら書いていないのかも?どうやら ぼけ が始まったらしい。とあきらめ、その日の議事録を見つけたので、それを読み直していました。こういうものを読めば読むほど、とりあえずさんの書かれているとおり、国家のデザインを語ることが一切できない人間が政治をしている今の現状が腹立たしく、悲しくなってきます。
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 自民党結党50年記念党大会のニュースをテレビや新聞で見て、もっとも自民党的な人たちを追い出して、自民党をぶっつぶすと言った小泉さんが総裁の年にこんな節目を迎えるなんて、自民党を愛してきた方々は、さぞや無念だろうな、と同情していたら、なんと、立党50年宣言を読み上げたのは、あの杉村太蔵議員で、これにはさすがに私もきれそうになりました。私が生まれる前からずっと自民党政権で、ちょっとだけ政権交代があったにせよ、ほとんど自民党がこの国をデザインしてきたのはたしかで、一度も応援したことはないにしても、その50年の歴史というものには、ある程度の敬意は払いたいと思っていたら、そんな歴史の重みも感動も台無しにするあの立党50年宣言。あー、いやになった。
 昨日の朝、記念党大会があります、というニュースのあとちょっとだけ、自民党を追い出された方々(国民新党や無所属の議員?)と民主党の小沢さんが会ったのをカメラがとらえていました。とテレビでやっていました。反小泉勢力の結集はなるのでしょうか?というようなニュースは一瞬でしたが、私は喜びました。世に倦む日日では、せいぜい小沢一郎が動いて民主党と新党二党を一本に纏めて終わりである。政界再編にもならない。と書かれていますが、何も動きがないよりはましです。今の小泉政権に対する危機感を持つ人は多いだろうし、前原さんが代表を務める民主党に危機感を感じている民主党議員も多いらしいし、あとは、世に倦む日日の主張されている創共協定(?)が叶えば・・・。最近、よくテレビで見る加藤紘一さん、加藤の乱はもう無理でしょうか?昔は顔が四角くくて嫌いでしたが、先日のシンポジウムに行った時、いいバランス感覚の方だと思いました。最後、近くまで行って見送った時、そばにテレビ朝日のコメンテーターの川村さんがおられました。まだまだ、この方への期待は高いのでしょう。でも、何か動き出すとまた、お金の疑惑とか出されるのかな?
 昨日、国家の罠についての記事は、仕事場で書いていたので、鈴木宗男さんのサイトがみつけられなかったのですが、ひさびさにのぞいてみると、昨日のイルクーツク声明の事が書いてありました。以下に一部を引用しておきます。
プーチン大統領の5年ぶりの訪日に、しかも日露修好条約150年という節目の年に、領土問題の前進に国民は大きな期待をもったと思うし、特に元島民の皆さんは固唾(かたず)を飲んで明るいニュースを待っていた事と思う。
 結果は何もなかった。経済協力は様々な分野で交流促進がうたわれたが、肝心の領土問題は、記者会見を見ながら「やっぱり」という感じである。外務省は去年年初からプーチン大統領の早期訪日を呼びかけながら、実現できずに今日に至った。ロシアのシグナルを読み取ることが出来ない外務省の姿を露呈している。また、外務省のロシア担当者の判断違いは、厳しく指摘されなくてはいけない。
 昨年7月18日付朝日新聞朝刊で、「政府がまとめた対ロシア外交の新しい『対処方針』が明らかになった。『今後の平和条約交渉』という副題で、『プーチン大統領の早期訪日には固執せず、平和条約交渉の進展が見込まれる準備が整った段階で実現する』」と記されているが、これはロシアに間違った、誤ったシグナルになっており、路線破綻したのだ。誰がつくったのか。誰がリークしたのか責任をとるべきである。なぜ56年宣言、東京宣言、イルクーツク声明の文書が作れなかったのか、国民に説明すべきである。
 東京宣言至上主義で外務官僚は「四島の帰属の問題」と「四島の日本への帰属」が本質的に異なることがわかっているのだろうか。東京宣言の文書からは、四島が日本に帰属するという結論は読み取れない。私はイルクーツク声明のラインに戻る事が国益に一番かなう事と考える。今日の両首脳の記者会見を聞きながら、対ロ外交に関係している責任者は信賞必罰する必要があるとつくづく感じたものである。

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by dket | 2005-11-23 12:39
『国家の罠』を読み返しながら、世に倦む日日を読みました。
 昨日、あまりにも疲れていたので(本当の理由は違うけど・・笑)、中途半端になった『国家の罠』の話を続けます。昔から社会が苦手だった私は、地理も世界史もまったく苦手。特にカタカナの地名や名前が出てくると、ぜんぜん頭に入りません。そういうわけで、『国家の罠』の日露関係の経緯というところに、佐藤優さんが、小難しい話になって恐縮だが、と説明されているところを読んで、やっと世に倦む日日の内容が5分の1くらい(笑)頭に入りました。同じような人のために、以下に引用します。 
 1945年8月、ソ連は当時有効だった日ソ中立条約を侵犯して、日本に戦争を仕掛けてきた。ポツダム宣言を受け入れ、日本は無条件降伏をしたが、法的には平和条約が締結されてはじめて戦争が終わる。平和条約には、戦争状態が終わり、外交関係が再開されることと、領土・国境問題がある場合には、その解決について記されるのが通例である。アメリカ、イギリスなどほとんどの国とは51年のサンフランシスコ平和条約で戦争状態は終結した。ロシア(ソ連)との間には、未だ平和条約が締結されていない。56年の日ソ共同宣言で、両国間の戦争状態は終結し、外交関係が再開された。しかし、領土問題が解決されないので平和条約は締結されなかったのである。
 『国家の罠』では、北方領土問題絡みで重要な文書は3つある、と書かれていて、56年の日ソ共同宣言(鳩山一郎首相、ブルガーニン首相らが署名)、93年の東京宣言(細川護煕首相、エリツィン大統領が署名)、2001年のイルクーツク声明(森喜朗首相、プーチン大統領が署名)をあげられています。
 イルクーツク声明は、56年の日ソ共同宣言を「平和条約締結に関する交渉プロセスの出発点を設定した基本的な法的文書であることを確認」し、同時に東京宣言の内容も確認していて、戦後の北方領土交渉の成果を最大限に盛り込んだ、日本にとって最も有利な外交文書である。と書かれていますが、これは、佐藤優さんがチームリーダーをつとめていた「ロシア情報収集・分析チーム」に特命案件の処理を命じていた東郷和彦欧亜局長(当時)の腹案のもととなっている考え方みたいです。このチームは、官邸主導の対ロシア外交を政治の側から実務的に支えてきた鈴木宗男議員と行動を共にする機会が少なからずあった。と書かれていますので、鈴木宗男さんも同様の考え方であったと思われます。
 今日の世に倦む日日では、「確かに鈴木宗男を含めた二島先行論が日本に対露外交を混乱させたことはある。」と書かれていますが、『国家の罠』によると、巷では東郷氏の考え方は「二島返還論」もしくは「二島先行返還論」で、日本政府の方針から外れているとの批判がなされたが、これらは為にする批判で、まだ、東郷氏の案は、プーチン大統領と噛み合う形で解決を図ることのできる実効性をもった戦略なので、踏み込んだ説明はできないが、四島一括という立場でぎりぎりの譲歩をした案であり、日本政府のこれまでの方針の枠内で構築されたものであることを、私は自らの良心に賭して保証する。と書かれています。
 その後、外務省の「ロシアスクール」の内部のいざこざが田中真紀子外相と鈴木宗男議員をまきこんで、外務省の組織崩壊にまで発展し、アフガニスタン復興支援東京会議へのNGO出席問題を契機とした鈴木宗男さん、田中真紀子さん、野上次官の三つどもえの闘いがテレビでもとりあげられたりしましたが、その舞台裏の話が書かれている、『国家の罠』の内容は、どのくらい真実なのでしょうか?
 旧とくらBlogで書いた、同じ時代に生きている人の話とは思えません。に最近、コメントを書いてくださった方がありますが、『国家の罠』をすぐれた本と認めた上で、やはり鈴木宗男さんへの嫌悪感は消えないこと、また、佐藤氏の主張を全面的に賛成するものではないということが書かれていました。
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 ロシア人脈、アフガン人脈、国連人脈、中央アジア人脈を最大限に活用できる人物と書かれている鈴木宗男さんが、小泉首相と面会した日の夜、「総理もタジキスタンの重要性はわかったようだ。俺に総理親書をもって、タジキスタンとウズベキスタンに行けという。たいへんな仕事になるが、あんたの力が必要だ。頼む。タジキスタンを巡って、アメリカとロシアの綱引きが始まっている。ここに日本がうまく噛めば、北方領土問題を動かすことができるかもしれない」と、佐藤さんに興奮して語ったそうです。鈴木さんのダイナミックな戦略は本を読んでいただくとして、そんな努力が、つまらないことで、パァーになったのかと思うと、もったいないなぁ、と思うのです。
 2002年に鈴木さんがタジキスタンを再訪問して、その帰路、モスクワで森喜朗前総理と合流し、クレムリンでプーチン大統領と会談する予定が1月18日。この時に、国策捜査の対象として狙われる伏線が潜んでいたと、あとで気がついたそうですが、その後のこともまるでスパイ映画の世界みたいな話で、信じていいのかどうかわかりません。佐藤さんは、うそは書いていないが、あえて書いていないことはある。と言われています。そして、どこかに情報とはそういうものだというようなことを書かれていたと思います。その部分を探したいのですが、時間がないので、また、夜にでも見つかったら書くかも知れません。
 11月15日の世に倦む日日が、「期待して読んだ佐藤優のファシズム論の続きに、すっかり肩透かしを食らってしまった。」と書かれているのを読んだ時、佐藤さんは学者や評論家ではないので、「講座派と労農派のファシズム論を検討するという予告をしていたにもかかわらず、あっさりキャンセルして日露外交の話に変えて」しまったとしたら、それには何かしらの発信すべき情報が含まれているのではないかと、考えてしまいました。私は、本当に情報操作されてしまった人間なのでしょうか?(笑) 最近のニュースは、何も信じられません。うらになにかあるのかな、と思ってしまいます。構造計算の数値をごまかして建築確認がおりたと、今、話題の建築士事務所も構造計算だけ担当していて、実際の確認は元請の建築士事務所が受けたんでしょ。そこの指示もないのに、わざわざ数値をごまかしたりするわけないじゃん。とか思ってしまい、テレビのニュースはなにかへん、と疑いまくりです。
 『国家の罠』には、次のように書いてありました。
  『国民の知る権利』とは正しい情報を受ける権利も含みます。正しくない情報は国民の苛立ちを強めます。閉塞した時代状況の中、『対象はよくわからないが、何かに対して怒っている人々』が、政治扇動家(デマゴーグ)に操作されやすくなるということは、歴史が示しています。
 『国家の罠』をひさびさに引っぱり出して、一部だけ読み返してみて、文章を引用したりつないだりしたので、おかしいところがあるかもしれません。その時は、指摘してくださいね。喜八ログさん!あっ、最近、読まれたばかりのはじめの一歩さんもいらっしゃいましたね。チェックお願いします。
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by dket | 2005-11-22 17:16
そうかもね、と ひとりでつぶやく。
 そうかもね。 
 なんだかわからないけど、ひとりで思い出し笑いしてしまう時があります。はたから見ていると気持ち悪いけど、ブログを始めてから、よくそういうことないですか?
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 予定外でしたが、夜中までおしゃべりしていて、疲れてしまいました。どうしちゃったんだろうね。びっくりしたけど、まぁ、しょうがないよね。案外、思いは同じだったりするわけだし。土曜日は朝から予定がびっしり詰まっていて、投稿できなかったのがくやしいです。日曜日もほっとできたのは一瞬で、ぐちをこぼしに行く余裕もなかったけど、今日のぞいたら、お玉おばさんも忙しそうで、だけど、コメントを読んだら、ほっ となごんだり、もっと気楽にやれば~、のTB(と勝手に解釈して)に、いやされたり。ついでに足速かったんだよ。と自慢話したりして。そんなこんなで、いただいたTBやコメントにお返事できなくて、今日のお昼休みは届いたTBのブログを読んですごし、すぐに終わってしまいました。ゆっくりとPCの前に座る時間がほしいです。

 今日の世に倦む日日は、北方領土問題が書いてあったので、昔の私ならスルーするところでしたが、国家の罠を読んで、北方領土問題もいろいろ水面下で進んでいたんだなぁ、とわかって、田中真紀子さんが外務大臣だった頃のテレビでやっていたことを思い出しながら読むと、ものすごくおもしろく、最近はロシアのこともちょっとだけ興味を持つようになりました。それでも詳しいことはわからないので、本を出してみて、見比べましたが、国家の罠では、1956年の日ソ共同宣言第9項「ソ連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソ連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする」をロシアに認めさせ、その上で国後島、択捉島の日本の主権を求めさせるというのが日本の冷戦時代からの伝統的戦略だった。と書いてあり、そのあと、田中真紀子さんが外相になり、1973年の田中・ブレジネフ会談が原点と繰り返して言うのが云々と書いてあって、もっと書いていたいけど、ちょっとどうしてもPCの前を離れないといけないので、中途半端だけど、UPしておいていいでしょうか?そうしないと、きっと今日の記事がなくなり、また、くやしい思いをするので・・・、と言い訳したら、何でもありだと言う声が聞こえた気がするので、こんなので、今日はごめんなさい。(リンク貼り、例によって、またあとで。)
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by dket | 2005-11-21 19:25
あともう一回 あなたから
 日曜日なのに、ちょっとだけ仕事。朝から下松の住宅展示場まで行くと、ピエロのPちゃんに出会いました。今日は、こちらでイベント?いつも、おつかれさまです。
 運転しながら、いい天気で、朝の光も気持ちよく、ついつい禁句の 美しい季節 と言ってしまいそう。ほんとにきれい。
 この前から車で聞いているミスチルの桜井くんの歌う 糸 もさすがにあきたので、今はBankBandの1枚目のほうの カルアミルク が気に入っています。桜井くんは ♪電話なんかやめてさ 恵比寿で会おうよ 今すぐおいでよ 仲直りしたいんだ もう一度♪ と歌っていますが、ホントに会って話したほうが早いよね。と、長々とメールを書いたあとになって思ったり。
 実は今日もわりとたいせつな日なのに、何も準備できてないんですよ。だから、♪あともう一回あなたから またもう一回の電話で僕らはでなおせる♪ と伝えてみたいけど、昨日のスケジュールがきつかったので、ちょっと疲れました。と誰に言ってるのかわけわかんなくなっちゃいましたけど、やっぱり桜井くんは好きです。ぜひ、聞いてみて。
 岡村靖幸は、君が大好き!が大好きでしたけど、他の曲はあまり知りません。ぐちをこぼしながらも、平和がいいと(笑)無謀にもがんばるお玉おばさんに、♪君が大好き!と歌ってあげたいけど、歌がへたなので、残念!
 今日訪れてくださった方、なんのことかわからなくて申し訳ないのですが、結論としては、とりあえずさんの意見で、ほぼまとめたいと思います。よろしくお願いします。
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【追記】今日の世に倦む日日に書かれていた 丸山真男と加藤周一の対談『翻訳と日本の近代』 持っていました。近所の本屋さんに行った時、丸山真男さんの本ってこれしか見つからなくて、一応買ったのですが、ずっとバッグに入れて持ち歩いているけれど、いまだに読めていません。情けないです。
 私は、英語も苦手で、コメント欄で、ファミリー メンタル クリニックさんから米下院民主党の重鎮、イラクからの即時撤退を主張 というニュースの原文も紹介していただいたのですが、White House: Murtha's call is 'surrender' という見出しを見て、surrender?そういえば、昔、sweet sweet surrender って曲があったなぁ、と思いだし、誰の曲だったっけ?とか脱線してしまいました。と書いていて、情けなさすぎて、とても世に倦む日日にはTBできません。(笑)
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by dket | 2005-11-20 13:32
日本も一刻も早く、イラク撤退を
 話題の関岡英之の『拒否できない日本』を読み始めた。という今日の世に倦む日日を読んで、すでに他の日の世に倦む日日にTBしていたけれど、奪われる日本-関岡英之さんの警告リポートを再度しつこくTBしてしまいました。そのTBの下にTBされた方の小泉さんの野望を見ると、私が探そうと思っていたニュースが紹介されてあり、助かりました。
 そのニュースは、イラク即時撤退を主張 タカ派のマーサ米下院議員 (朝日新聞) - goo ニュース です。昼過ぎにたまたまBS2(追記:1でした。)を見たら、アメリカのニュース番組(最初と最後を見れなかったので、どの局のものかは?)で、民主党のジョン・マーサ下院議員が米軍のイラク撤退を主張したというニュースをやっていて、マーサ議員が番組に出演されて話されていたので、思わず見続けてしまいました。それに反対する意見を共和党の議員が話されている途中でしたが、仕事に戻らなくては、と見るのを止めたので、詳しいことが知りたかったのです。
 マーサ議員は、反対意見を主張するチェイニー副大統領の言うことはうそばかりで、もう、誰も信じていない、とか私にとっては気持ちいいことばかり言われていましたが、タカ派で知られるマーサ議員がイラク即時撤退を主張されたのが、わりと話題となっているようです。もう、ブッシュ大統領の支持率もどんどん下がっているのに、まだ、小泉首相は、ブッシュさんに協力しておけば大丈夫と思っているのでしょうか?アメリカですでにイラク即時撤退を、と騒ぎになっているのに、日本ではのんきに延長は止むを得ないとか主張する評論家が多く、野党からもそのことについて声が大きくならないのは、おかしいんじゃないか。と、また怒りが・・・。
 時間がないので、書きなぐりです。おかしいところがあるかも・・。
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by dket | 2005-11-18 19:08
ボージョレ・ヌーボーの解禁という誘惑にまけて・・・
 なんでも、とりあえず始めてしまうのが悪いくせで、走りながら考えるとくら とよく言われますが、「走りながら考えるのは悪いことじゃないです。考えずにひた走るのがファシズムなんです。」と書いてくれた方もあり、そんな言葉をくれた方の優しさも忘れていないよ。と こんなところで書いても伝わらないかな。走りながら“咀嚼”(笑)するのは大変なので、たまには立ち止まりたいと思います。
 ということで、やはり、ボージョレ・ヌーボーの解禁という誘惑にまけて、飲みにでてしまいました。毎年、おいしいと思ったことがないのに、こりずに今年も飲んでしまいました。最近、お気に入りの タチマチの月 は、立ち飲みのお店なので、長居は疲れますが、気軽に立ち寄れるので、仕事が終わるとついつい、1杯やって帰りたくなります。前回、ここで飲んだ白ワインがおいしかったので、ずっとワインが飲みた~い。 と思い続けていたのですが、昨日は白ワインはがまんして、ボージョレ・ヌーボーを1本注文し、3人で飲んだのでした。お料理もおいしくて、幸せな気分になれました。
 飲みにでてしまったので、ゆっくり読みかえしたいと思っていた他の方のブログが、またゆっくり読めませんでした。お玉おばさんがよく言われますが、世に倦む日日とかは私も一回読んだだけではよく理解できないことが多いです。何回読んでも理解できないこともあります。(笑)最近、疲れることが多くて、専門用語を調べる元気もありません。このさい、第3弾もお願いしたいです
 とにかく、今ほしいもの、それって時間ですよね。とりあえずさんのところで続いている あなたも反小泉ブロガー同盟へ(1) (2) (3)もゆっくりと読みたいし、買ってきた雑誌も読まないままで、バッグの中に持ち歩いているのは重いです。そぞろ日記さんもそうかな
 あ~もう時間がないので、リンク貼りはお昼休みに。(リンク貼り追加はお昼休み、下の追記は夕方です。)
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 もう一度、落ちついて読みたかったのは、竹中さんが共同研究していた同僚の研究成果を盗用し単名で出した著作の中で発表したという話やそれを直接、宇沢弘文氏から聞いたという話で、もう一度読んでみても興味深かったので、以下に引用させていただきます。この代替案さんは、亀井静香さんがチェ・ゲバラを尊敬しているという話も書いておられたり、反小泉左右共闘の呼びかけには大いに賛同すると書かれていますが、実名で書いておられるという理由で、バナーを貼るのはやめておられるとか・・・。こういう方も多いと思うのですが、思いはいっしょというだけでもうれしいです。
(以下、代替案さんの日本がアメリカ化したら最も困るのは竹中平蔵?より引用)
竹中氏による盗用事件の概要は以下のとおりです。竹中氏は日本開発銀行(現・政策投資銀行)の設備投資研究所に勤務していた当時、同僚の鈴木和志氏(現・明治大学教授)と共同研究をしておりました。ところが竹中氏は、共同研究者の鈴木氏には無断で、その研究内容を単名の著作の中で発表してしまったのです。かくして、鈴木氏が行なった実証研究の成果は、パクられて竹中の業績になってしまったのでした。

 問題の本というのは、竹中平蔵著『研究開発と設備投資の経済学』(東洋経済新報社、1984年)です。竹中はその「業績」によりサントリー学芸賞を受賞し、学者への道を切り開いたわけです。その問題の本では、鈴木氏の他にも、同じく同僚の高橋伸彰氏も、自分の作成した図を竹中氏に盗用されるという被害を受けていたそうです
 
 『現代』のルポでは、竹中に自分の研究成果を盗用された事実を知った鈴木氏が、あまりの悔しさで、同僚たちの目の前で泣き崩れてしまった事実などが、生なましく描写されております。鈴木氏が泣き崩れた現場にいて、鈴木氏を励ましたのが、設備投資研究所の研究顧問をしていた宇沢弘文氏(当時は東大経済学部教授)でした。
 じつは私も宇沢先生から、直接に「竹中事件」のあらましについてお聞きしておりました。宇沢先生は、この事件について「汚い犯罪」と仰り、「あの時、竹中を処分していれば、こんなこと(今の絶望的政治状況)にはならなかったのかなあ」と語っておられました。

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by dket | 2005-11-18 09:40



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