中小企業の「資金繰り償還」に道を!(田村正勝氏)
 田村正勝さんのコラムが更新されていたのに、ずっとパソコンをのぞく時間がとれなくて気がつきませんでした。百年に一度の危機」?----無責任なごまかしの言の前半に、『中小企業の「資金繰り償還」に道を!』とあったので、またまた引用させていただきます。

(以下、引用はじまり。)
それはともかく、日本がこの不況から立ち直るためには、まず政府が中小企業を支援することが肝心であるが、このピントがずれている。最近12年間に公的資金が銀行に対して12兆円もつぎ込まれたのに、銀行の中小企業に対する貸し出しは、この間に84兆円も減った。それは「不良債権の直接償却策」の暴挙以来、銀行は黒字企業にしか融資しなくなったからである。

中小企業の7割は赤字であるが、「資金繰り」で経営を続けており、また「資金繰り」によって、借金し返済もしてきた。ところが不良債権の直接償却を迫られた金融機関は、このような「資金繰り償還」の企業に対しては融資しにくくなった。当然に中小企業に対する融資が減り、注入された資本も無駄となり、銀行経営も苦しくなったから、サブプライムローンやリーマンの金融商品に手を出して失敗した。ちなみに全国124行の08年9月中間決算の純利益は、前年同期比60・4%減である。

中小企業は決算が赤字でも、比較的低利かつ長期の融資が得られれば、これにより経営を続け、資金繰り返済も可能となる。金融機関は、あの直接償却策以来の呪縛から解放され、この点を判断すべきである。それゆえ、この解放を促す行政の施策が必要だ。麻生政権も中小企業対策として、「信用保証協会」と銀行に資金をつぎ込むが、企業倒産激増にもかかわらず、第1次補正による保証枠の6兆円は、まだ3分の2利用されただけだ。このままだと銀行の融資は増えずに、ムダガネの準備となる。
(以上、引用おわり。)

 2006年03月04日の「アメリカの対日年次改革要望書」と不良債権処理策の失敗も、あわせてお読みください。

 本当に、多くの中小零細企業は、小泉竹中路線で、大変な目にあわされました。明らかに日本の力をそぐ改革でした。郵政民営化だけでなく、中小企業を痛めつけた金融政策についても検証してほしいと思います。

山口県の方々にも読んでもらいたくて、

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(2月8日に書いたものですが、更新ができていない日が続いていたので、2月6日の日付にしました。)
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by dket | 2009-02-06 18:59
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