「蓮池透さんのお話」~安倍外交の失敗としての拉致問題
 久しぶりに、平岡議員のブログをのぞいたら、興味深い内容があったので、一部転載させていただきます。

   (以下、転載はじまり。)
2月5日 蓮池透さんのお話

 先日(3日)、民主党の朝鮮半島問題研究会議員連盟の勉強会で、一昨年まで「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(以下「家族会」と言います。)の副代表であった蓮池透さんからお話を聞く機会がありました。蓮池さんのお話は、マスコミにも公開されて行われ、昨年の月刊誌「世界」7月号でも同様のインタビュー記事が掲載されましたので、皆さんにもお伝えしたいと思います。

 結論的に言えば、蓮池さんは、拉致問題の解決に向けて、家族会が「北朝鮮に対する制裁強化」を主張しているのに対し、「もっと複眼的な外交姿勢が必要である」と唱えています。このことから、蓮池氏は、「家族会からも、世論からも、自分(蓮池)はひどく批判されている」と言っておられましたが、私としては、蓮池さんのお話に共感するところが多々ありました。以下、蓮池さんのお話の概要をお伝えします(文責は、私にあります。)。

 (中 略)

 日本政府は、結果的に、北朝鮮を4回だました。そのため、北朝鮮は「日本政府は当てにならない」と考え、両者は膠着状態にに陥った。その4回とは、国交正常化ができると北朝鮮が思って、①拉致を認めたとき、②拉致被害者5人を一時帰国させたとき、③死亡者等の再調査を約束したとき、④めぐみさんの遺骨を日本政府に渡したとき、である。しかし、逆に、日本では、北朝鮮に対する怒りが増し、偏狭なナショナリズムが醸成された。

 「日本は正義、北は悪。悪は潰せ。」では、拉致被害者の救出はできない。北朝鮮は逆の感情を持っている。北朝鮮の持つ憎しみと怒りはどこから出ているのか、日本は考えるべきである。それによって、解決の糸口も見出せるのではないか。

 (中 略)

 隣国同士、仲良くやっていくのが流儀だと思う。早く良好な関係に持って行って欲しい。」

 拉致問題について北朝鮮と交渉することができるのは、最も情報を持っている日本政府しかいないと思います。私が蓮池さんに「弟さんたちは、日本政府に多くのことを話していると思うが、私たちは何も聞いていない。」と言ったところ、蓮池さんは、「確かに話をしているが、その内容を明らかにすることはできない。北朝鮮に知られてしまって交渉ができなくなるからだ。」と言われました。

 これまでの政府による交渉が進展せず、今後の交渉の目処が立っていないのは、何故でしょうか。もしかしたら、今までの政権が、「北朝鮮に対する日本の国民感情を悪化させ、北朝鮮の脅威を強調することによって、ミサイル防衛の整備、集団的自衛権を認める憲法改正など日本の防衛力強化を後押ししていこう」と考えているのではないか、と勘ぐりたくなるのは私だけではないと思います。

   (以上、転載おわり。)

 この話題については、安倍首相が蓮池発言に「激怒」 という記事もあったんですね。

 朝日ニュースターのニュースの深層では、
   7/24(木)「拉致問題を解決させる有効な方法とは」が放送された後、
   7/28(月)山崎拓氏語る!! 北朝鮮問題と日本外交
   7 /30(水)安倍前総理に聞く!北朝鮮問題
と続いていました。

 蓮池透さんの昨年の「世界」7月号のインタビュー記事については、たしか世に倦む日日衛藤征士郎の正論 - 「日朝平壌宣言を鑑として正常化の実現を」で知ったと思いますが、読み返してみると、
安倍外交の失敗としての拉致問題という構図が見事に浮き彫りにされている。そしてこの把握は社会科学の認識として正しい。あのとき、小泉訪朝の後に日朝国交正常化をぶち壊して正義のヒーローになったのは安倍晋三だった。悪役に回ったのは、「8名死亡2名不明」を受け入れて、政府トップとして飯倉会館で拉致被害者家族の説得に当たった福田首相(官房長官)だった。歴史の皮肉と言うべきか。ようやく舞台が一回転して、安倍晋三の反動性と不当性が露わになる局面が到来した。
という部分がありました。私にとってはありがたい表現。
 それでも、実際に山口県4区(下関、長門)を歩いてみると、そういうものも忘れ去られて(または、一度も明らかにならず。)、芸能人と同じような感覚で、元総理とアッキーとの出会いを喜び、いっしょに写真を撮ったんよ(あとで秘書さんが届けてくださるらしい。)、と見せてくださる方に多く出会います。安倍元総理は、ものすごい危機感で、これまで行かなかったようなところにも丁寧に回られており、必ず写真を撮られるとか・・・。その危機感は、議席を失う、という危機感ではなく、全国の選挙区でもっとも高かった得票率が減ったら、自民党での発言力を失う、という危機感でしょう。(または、衆議院選挙区候補の座を林よしまさ議員に奪われる?)
 写真をもらったからといって、政権放り投げの実績は消えない、『庶民の力』でがんばって!と言ってくださる方もありますが、私にとっては、苦しい闘いが続いています。

山口県の方々にも読んでもらいたくて、

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(2月8日に書いたものですが、更新ができていない日が続いていたので、2月7日の日付にしました。)
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by dket | 2009-02-07 06:43
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