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麻生さんの記者会見にがっかり
 昨日の麻生さんの記者会見にはがっかりしたと書きました。麻生さんは好きではありませんが、ホームページで、総理になられる前に書かれたものを読んで、経済政策については、ある程度、期待していたからです。
 ホームページの2007年3月号の 『資産デフレ不況』 をお読みください。竹中平蔵さんを「経済現場の解っていない人」と書かれていたり、
つまり金利が限りなくゼロに近い数字でも、企業は金を借りようとせず、借金返済を優先せざるをえなかったのが、この15年間なんです。こんな前提で経済学を学んだ人も本を書いた人もいません。敗戦後初めて異常な形でのデフレ不況が起きているという前提に立って、不況対策をやっていないんですから、対策が功を奏さなかったのは当然です。
と、現与党の経済政策を批判されているようにも思えます。
 そんな麻生さんなので、これから年末の資金繰りに苦しむ中小零細企業のための政策や、貧困に苦しむ人々が希望を持って年を越せるような政策を期待していたのです。

 それなのに・・・。給付金方式の定額減税以外は、ほとんど民主党の政策を中途半端に真似したものばかり?と思ってしまいました。特に、高速道路料金の値下げ政策は、ひどいです。これについては、いっぱい書きたいことがあるので、また、別に書くとして、本当にがっかりしました。
 
 給付金方式の定額減税は、国民の立場として、もらわないよりもらったほうがうれしいです。日々の夕食の買い物でも、まるで新婚の頃みたいに、計算しながら、2000円以上にならないように、といった買い方をしているのだから、助かります。育ち盛りの子供もいるんですから。
 でも、今は、選挙の前ですよ。これを国民に配ったら、国民のひとりひとりの票をお金で買うのか、ということになります。それも、国民の票を買うそのお金は、もともと私たち国民のお金じゃないですか?
 さらに、選挙が終わってしまったら、またまた、消費税で国民から巻き上げる、こんなジョーダンみたいな減税政策をやって、恥ずかしくないのでしょうか?
 もちろん、もちろん、もらえたらうれしいですよ。でも、でも、でも、本当にそれでいいのでしょうか?こんな政策しか目玉にできない政党に、100年に一度といわれる金融危機対策をまかせていいのでしょうか。そんなこんなで、昨日の記者会見は、本当にがっかりしたのでした。

山口県の方々にも読んでもらいたくて、

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by dket | 2008-10-31 18:55
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まだ間に合うかもしれない

by dket
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