報道ドラマスペシャル でっちあげ 鹿児島えん罪事件の真相
報道ドラマスペシャル でっちあげ 鹿児島えん罪事件の真相
夜遅く、たまたまテレビをつけていて、見たのですが、ものすごくショックでした。こうやって、えん罪は作られていくのか、と恐くなりました。県議の方が逮捕される時、本人が拒否しているのに、顔を隠すように服が頭からかぶせられ、テレビや新聞がそれを世間に伝えます。悪いことをした人が逮捕された、というイメージがしっかりと一般の方々に植えつけられます。 そして、取り調べを受けている夫(県議)と妻との間に不信感を持たせるような情報が伝えられたり、他の人は認めているぞ、と間違った情報を伝えたり、こんなことが許されるのか、と怒りがこみあげてくるようなことが続くのですが、郵便局員の永山トメ子さん(という名前だった思う)が、取り調べから帰って、日本はどうなったのか、民主主義はなくなったのか、と泣き叫ぶ場面がありました。本当に気持ち悪い世の中になっているのではないかと思いました。 結局、どういう力が働いて、こういう事件がおきたのかは明確にはなっていませんでした。地元の方々はもっと詳しい情報をお持ちなのでしょうが・・・。
この番組を見ながら、こうやって事件を作り上げていくことは可能なんだと思いました。すぐに植草さんのことを思いました。植草さんの事件については、いくら説明してもあまり相手にしてくれない方が多くて残念なのですが、この「報道ドラマスペシャル でっちあげ」を見たら、少しは考えてみようと思ってくれるでしょうか? AAA植草一秀氏を応援するブログAAA に行ってみると、植草さんは朝日放送ムーブを提訴されたそうですね。また、ライブドアのニュースに、PJ記者による 単独インタビューが掲載されているようです。そして、10月4日には、 「植草一秀・梓沢弁護士の話を聞く会」があったそうですが、どんな内容だったのでしょうか? 植草さんの9月28日のコラムには、「月刊日本」10月号に『「小泉・安倍」改革路線と決別せよ』(植草一秀)が掲載されたことが報告されていました。読んでみたいです。25日のコラムにも、「今回の総裁選騒動に「KK(空気を変える)」という政権の思惑が隠れている」と興味深いことが書かれています。今、確認しに行ってみると、10月9日分もUPされたようです。 小泉内閣においては、竹中さんが職権乱用ではないかと言われるくらい(実際に、ミサワホーム元社長より提訴されましたが。)の状態が続きましたが、植草さんがテレビ等で発言する機会を失うことがなければ、もう少し世の中は変わっていたのでしょうか。郵政民営化の問題点ももっと国民にわかりやすく伝わったのではないかと思うと本当に残念です。(『直言』の内容を多くの方に伝えたいのですが、長くなるので、また今度リンクします。) 以前、国策捜査のゆくえを書いていますが、「事件のその後」というのは、小さく報道されるだけですよね。
by dket
| 2007-10-09 10:25
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