日本の秘密兵器は女性?
 さとうしゅういちさんの広島瀬戸内新聞ブログ版で、三井マリ子さんの陳述書を読んでという記事を見つけ、男女共同参画推進に対する世の中の変化にびっくりして、ずっと気になっていたのですが、昨日は、三井マリ子さんの館長雇止め・バックラッシュ裁判、第二回証人尋問の日だったようです。
 第一回証人尋問については、5月23日の広島瀬戸内新聞ブログ版で、ご報告してくださっていますが、昨日の第二回については、館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会が報告してくださっています。朝、のぞいた時は、まだでしたが、今日、早速UPされたのですね。お疲れ様です。■館長雇い止め・バックラッシュ裁判・証人尋問 その2 ■もありますが、さとうしゅういちさんの第一回の方もまだ読めていません。あとで、ゆっくり読みましょう。
 三井マリ子さんのことは、数年前に北京JAC山口が主催された講演会で知りました。ノルウェーの女性が奴隷のような地位にあったのは、ついこの前の話で遠い昔の話ではないのに、今は大臣の半分が女性だという話や「クオーター制」の話、その他、いろんなことを教わりました。その時に会場で買ったのだと思いますが、『男を消せ! ノルウェーを変えた女のクーデター』は、今、発見したHPで見ると、1999年出版なので、講演会もその頃だったのでしょう。かなり前ですね。ネット上で武生市の「男女平等オンブッド」を知り、三井マリ子さんに任された市長さんはエライなぁ、と思ったものです。

 この土曜日も、北京JACやまぐち主催の講演会があると聞き、山口まで行ってみました。講師は、藻谷浩介さん。徳山駅周辺整備の問題で、ちょっと嫌いになりかけてしまいましたが、この日のお話は、とっても説得力がありました。少子化問題と高齢化問題を混同してはいけない。高齢化問題は、戦後のベビーブームにより、すでに産まれている団塊の世代がそのまま、高齢者になるから発生する問題であって、少子化によりおきた問題ではない。それなのに、すぐに女性が働くから少子高齢化が進む、と勘違いしている方が多い。(特に、財界のエライ方々だそうです。)と、それが誤解であることを、女性が働く率の高い県ほど、出生率が高いというグラフを用いて説明されていました。
 また、日本はもともと母系国家であり、西洋のように女性差別はなかった国だ、というお話とか歴史的なお話しもされました。いちばん、説得力があったのは、20歳から59歳を働く年代と仮定し、その人口の分布を年度ごとに追っていくと、あきらかに労働力は不足するのだけど、それを移民で補おうとすると、新たな移民のための住宅や教育やその他もろもろの施策が必要となるが、その不足分は、女性によって簡単に補えるというお話し。
 今の働く年代と仮定した年齢の女性のうち、働いているのは50%だけれど、あと10%の女性が働いてくれるだけで、労働力の不足は補える、というお話を数字のデータにより証明してくださいました。もちろん、働きたくない女性は働かなくていいのだけれど、働きたいのに、いろんな問題で働けない女性がいるのなら、それを支援し、働いてもらえばよい、とつけくわえながら、説明されました。これぞ、藻谷さんの真髄ですよね。また、ファンになろうかな。
 このデータは、岩国の市議の方に送られるそうなので、私にもいただきたいな。この労働力不足を補うには、女性の力が必要というお話は、何年前だったか、内閣府が主催する男女共同参画ヤングリーダー会議に県から派遣された際、男女共同参画担当課長さん(だったと思う。)からも聞いたお話です。市や県の審議会で男女共同参画の推進について話し合っても、なんとなく、ちょっと違う、という違和感があり、中途半端な迷いがあった私にとっては、すごく説得力のあるお話でした。
 友達が、読んでみれば?と貸してくれた『幸せを奪われた「働き蟻国家」日本』は、ベンジャミン・フルフォードさんとウォルフレンさんの本でした。 そこには、「日本の秘密兵器は女性」と書いてあります。
女性の雇用が拡大すれば、労働人口は格段に増えるでしょう。そのためには、既婚女性が働きやすいように、雇用市場に参加しやすいように変える必要があります。
と書かれていました。「21世紀は女性の時代」と言われて、労働力不足を補うために、国策として男女共同参画を推進したはずなのに、今のバックラッシュは、どうでしょうか?おろかとしか言いようがありません。
 そんな中、滋賀県知事選挙の結果は、勇気づけられるニュースでした。このニュースを見ながら、地方は明らかに力強く変わり始めていると思いました。地方分権という名ばかりの言葉でおだてられながら、市町村合併により、効率ばかりを求められた地方であるのに、相変わらず、筋の通らない公共事業が推進されていたのですね。誰のための新駅建設なのでしょうか?
 月曜日の朝、女性としては全国で5人目となる嘉田由紀子さんが当選された様子をテレビで見ていたら、「社会を動かすのは私たち市民です。」というような言葉を言われ、とても感動しました。もう着工している工事をどうするのか課題は山積でしょうが、がんばっていただきたいと思います。
 同じく、課題が山積の岩国の住民投票の結果だって、国の問題に住民投票はふさわしくない等と言われる方もありますが、自分たちの暮らすまちを少しでも暮らしやすいまちにするために、市民が声をあげるのは、当たり前の権利だと言ってやりたいでしょう。いわくにとまとさん!
e0067429_711168.jpg

上の画像↑は、“住民投票へ行こう!!”Blogにお伺いした途端、目に焼きついたので、お借りしたもの。
[PR]
by dket | 2006-07-04 20:52
<< ラブミーテンダーは、あまりにも... 柏村武昭議員へ「政治介入」発言... >>



まだ間に合うかもしれない
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログパーツ
以前の記事
最新のトラックバック
障害者雇用する企業が半数..
from 脳挫傷による見えない障害と闘..
【ツイッターで脱原発活動..
from 元・東電社員が語る、脱原発へ..
【改稿】原発推進も、TP..
from 元・東電社員が語る、脱原発へ..
原発推進も、TPP推進も..
from 元・東電社員が語る、脱原発へ..
【緊急寄稿】 原発推進も..
from 元・東電社員が語る、脱原発へ..
メモ帳
検索
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧