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私は素直に民主党の再出発に期待したい。 
 民主党の代表が小沢一郎さんに決まって、良かったのか悪かったのか、いろんな方のブログを読んでいるとわからなくなり、どうもすっきりしなかったのですが、昨日はお天気も良かったし、久しぶりにおしゃれしてお花見にでかけてしまいました。でも、その前に華氏451度さんのところのコメント欄に
前原さんが倒れてくれて、前原さんに期待していた人たちには悪いけど、大喜びしてしまい、偽メール事件、永田さん、ありがとうって言ってしまいそうです。(笑) 
やっと、昨年の選挙でのショックから民主党は立ち直れるか?と、どうしても期待してしまいます。でも、いろんな方が小沢さんについて不安だと書かれているので、私もわからなくなります。どうなんだろう?
でもでも、期待せずにはおれません。とにかく、今は、「小泉政権と対決」してほしい!ポスト小泉もぶっつぶしてほしい!
どんなに寄せ集めだろうが、とにかく多数を集結することができなければ、政権はとれないし、政権がとれなければ、どんなに正論でも実際の政策にはできそうにないし・・・。

いずれにしても、思いっきりやってもらいたい。やりすぎて、党内がわれてもいいじゃないかと思います。
と走り書きしていますので、やはり、素直に書けば、私は喜んでいるのでしょう。
 私の皮膚感覚(笑)では、嫌いだった前原さんですが、案外、期待されていた方もあったようなので、あまり誹謗中傷するのは、その方々に申し訳ないのですが、小泉的な政策をよしとして進もうとする自民党から政権を奪うには、やはり、民主党の党首選びはものすごく重要だと思います。昨年、前原さんが民主党の代表に選ばれた時には、
民主党の代表に決まった前原さんに自民党にほめられたらおしまいです。と言ってやりたいと思いました。新聞やTVでとても好意的に迎えられていたり、あの存在自体がうっとうしい山本一太さんにも民主党にとってよかった、とか言われたら、確実にその反対だと思わないといけないでしょう。
と書いていたのですが、今の小沢さんに対する自民党やマスコミの“ざわめき”は、なかなか気持ちいい気がします。『直言』の特別鼎談で、植草さんは、
民主党の党首選びの話題になると、必ず「小沢はもう古い。自民党は安部晋三の若さで進むのに民主党は何をしてる」でしょ。視聴者は「ああ、小沢では古いのか」と無意識のうちに洗脳されてしまいますが、背景には小沢を恐れる自民党という現実が存在します。現状ではメディアの権力迎合は止められないことを踏まえて、民主党独自のメディア戦略を練り直す必要がある。相手のペースに合わせているだけでは、永遠にこの図式から足を抜け出せなくなってしまいますね。
と言われています。今後の民主党へは、ますますテレビを中心としたメディアでイメージダウンを狙った攻撃が増すでしょうから、植草さんの言われるとおり、「民主党独自のメディア戦略」にも力を注いでいただきたいと思います。
 今日は、朝からフジテレビ、NHK、テレビ朝日と小沢さんが出演され、お考えを聞くのに大変助かりましたが、あの田原総一郎さんの下品で非礼な態度はどうなのでしょうか?笑いが出るほどみっともなかったのですが、これもマスコミの“ざわめき”を表現していると思います。
 小沢さんが、年功序列と終身雇用という日本の良い部分まで捨ててリストラを進める企業のトップの考え方は間違っている。そして、それをしょうがないことだと考える組合もおかしいのではないか、と言われ、だからと言って、もっと努力して実力を発揮したい人たちは、どんどん活躍できるように機会を与えるべき、例えば官僚で言えばキャリア、会社で言えば総合職。そこはどんどん競争できるようにすべき。これまでは、その部分にまで年功序列をあてはめていたから、それは変えるべきでしょう。と言われていました。
 今、格差社会が問題視され、ポスト小泉を狙う安倍さんが、しきりとセイフティネットが必要と言われますが、まさに日本はセイフティネットをこれまでの智恵で育んできた国だったはずで、安倍さんがチャレンジして失敗した人がまたチャレンジできる風土を作るというような研究会(?)の座長だとか言われていましたが、これまでの日本のいい部分まですべて否定してアメリカ型の社会を目指す必要はないと思いながら、聞いていました。
 私は、最近よく、世に倦む日日の多数を結集するリアリズムを読み返してみます。これまで権力とは汚いものの代名詞だと思っていましたが、私はあまりにも無知だったと反省しています。権力は、国民を幸せにするための手段であり、それが目的であってはいけない。その点で小泉自民党とは根本的に違うのだと政治の言葉を語る小沢さんが、まだ野党ではあるけれど、民主党の党首という権力を手に入れて、その権力をどう使われるのか、マスコミ報道に惑わされずに、でも、おかしな方向へは向かないように注視しながら、本当に『共生』を目指す政策は打ち出されるか、期待して見ていきたいと思います。
 菅さんの打ち出された『草志』という言葉も、はっとさせられましたので、これについては、また、ゆっくり書きたいと思います。代表代行という立場であっても、菅さんは出しゃばってやってください。それで喧嘩になってもやるべきです。小沢さんの言われるところの執念、それが本当に菅さんにあるのなら、菅さんが小沢さんの少し言葉足らずの部分を補っていくべきでしょう。がんばってください。
by dket | 2006-04-09 11:40
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まだ間に合うかもしれない

by dket
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