「事前相談なしで通ったものは、これ1件だけです。」-日本振興銀行の銀行免許
木村剛氏、不透明な融資?と、喜八ログさんが書かれていましたが、その件について、今日(もう、昨日)、馬淵議員が予算委員会で質問されていました。仕事しながら聞いていたので、途切れ途切れですが、馬淵議員の攻撃対象は、木村剛さんというより、金融庁の姿勢のようでした。
馬渕議員によると、木村剛さんが会長を努める日本振興銀行の銀行設立手続きは、木村剛さんが代表の会社がコンサルタントを引き受けて、その対価は1億円だったとのこと。そして、その手続きは通常、事前相談(審査だったかな?)が行われ、厳格な審査のある、大変な手続きらしいのですが、日本振興銀行の銀行免許申請が出される前には一度も事前相談はなかったそうです。「事前相談なしで通ったものは、これ1件だけです。」と馬渕議員は言われていました。 そして、免許申請が出された時に(その日付けをもって だったと思うのですが)木村さんは金融庁の顧問を辞職されているそうです。つまり、通常の銀行設立の免許申請では事前相談(審査かも?)がされる時期に、木村さんは金融庁の顧問であり、その時期に一度も事前相談(審査)がないままに銀行免許はおりたということですね。そして、その銀行設立の手続き費用が1億円で、それを担当したのは木村さんの会社。 これっていいのですか?不適切ではないのですか?と馬渕議員は与謝野大臣に聞かれたのですが、与謝野金融担当大臣は知識を提供する対価だから・・とか、法律的には何も問題ない、というような、ずれた答弁をされていました。金融改革プログラムの中にある内外無差別の確立、行動規範の確立は守られなくていいのか?という問いにも、これは職員が対象で、顧問は・・・。と言われてごまかしておられました。 その後、「銀行法上では、利益相反の関係はどうなっていますか?」と、融資のことについてもふれておられましたが、仕事してたので熱心に聞けませんでした。でも、最後になって、与謝野大臣が答弁を訂正されたので、これまでの答弁がすべてつじつまが合わなくなり、そんなめちゃくちゃな・・・と騒ぎになり、大島委員長に適切に対処していただく約束をとりつけて、質疑を終えられました。あっ木村剛さんを参考人招致(証人喚問だったかな?)していただくように、委員長にお願いもされていました。 竹中大臣にも質問があったと思うのですが、このあたり、ちゃんと聞いていなかったので、ちょっと書けません。でも、竹中さんが職権濫用していたのでは?とすぐに疑ってしまうのは、ミサワホームのこともあるから? あせって書いていて、今ひとつ単語の正確性に欠けますが、JANJANにこんな記事もありました。銀行の設立については以下のような書き方がしてありましたので、一部引用しておきます。 一方、週刊現代2004年11月27日号が掲載で木村氏が「同銀行の設立を巡って同庁に口利きする見返りに関係者から1億円を受け取ったと」報じた記事について東京地裁は26日に「虚偽の事実を前提として評論した」として、発行元の講談社に対し、500万円の賠償を命じる判決を出している。 (追記:2月15日18時47分) TBいただいたこっかいmemoさんが大臣、先程のご説明と違いますよ。これは大変な問題・・ で つながるモリタクBLOGと紹介してくださっています。正確な単語や詳しい内容は、そちらを見ていただくといいと思います。
by dket
| 2006-02-15 00:02
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