人気ブログランキング | 話題のタグを見る
国家権力の手足になるだけのマスメディア
 体調が悪いので、気になったことだけ。
 米国CIAの対日工作については、以前、そぞろ日記さんのところで読みましたが、今日の天木直人さんのメディアを創るでは、「これは超弩級のニュースである。」と始まる『CIAに日本を売った読売新聞の正力松太郎』という記事が書かれていました。
小泉、竹中は言うに及ばず、米国CIAの日本工作は我々国民の知らないところで驚くべき広さと、深さで進んでいることであろう。
と、ジャパン・ハンドラーズと同じようなことが書いてありますが、これをこのまま、友達に伝えても、また、ネット上の話を信じすぎ!と怒るのかなぁ。
 その友達は、テレビ報道によって、野口さんはやっぱり自殺だ と完全に固められていたので、世に倦む日日やその他たくさんのブログが指摘されている矛盾をいっぱいあげて、ほら、去年の選挙の時のテレビが真実を伝えなかったことを思い出して、と言ったのですが、ネット上の話を信じすぎちゃだめ!と注意されました。そりゃ、私だって、何でも信じすぎないようにしようと注意しながら読んでますよ。それにしても、おかしいことばかりでしょう。
 話がちょっとずれましたが、華氏451度さんの書かれている「沖縄版アブグレイブ事件・辺野古海上基地建設現場で起きた米兵による屈辱的犯罪行為」の話はショックです。とむ丸さんが、「この青年が自分のこどもだったら、と思うと、いてもたってもいられない気持です。」とコメントされていますが、本当に身震いしました。ファミリー メンタル クリニックさんが、「この記事は沖縄の地元紙では当然ニュースになっていましたが、全国版ではネグレクトですか?」とコメントされているので、本当におきたことなのですね。華氏451度さんが転載されている内容に
アメリカ人、とりわけ兵士たちの対日意識の問題。彼らの心の中に「ブッシュと小泉」のような“従属関係”、つまり「日本人は何もかもアメリカに従うもの」だとする共通認識がめばえているのではないか
とあり、本当に不気味だと感じました。そして、本土では報道されない、ということについても怒りを覚えます。紀子様のご懐妊のニュースばかりとりあげている場合か!
 たまたま動きが加速してきた基地再編 きっと地元のみの報道ですねと書いて、ファミリー メンタル クリニックさんがTBくださっていますが、
これもきっと巨大メディアでは取り上げられることもないだろう。Big Newsが報道され続けているので。
報道は 視聴者や読者が欲望するものをとりあげるのが原則だから。こんな報道すると皆チャンネルを替えてしまう。
と嘆かれています。
紀子妊娠でライブドア疑惑、耐震偽装設計疑惑、アメリカ産牛肉輸入の是非など、今問題とされていること、小泉改悪の影の部分を指摘する問題が雲散霧消してしまう。
と、私のところにコメントくださっている、ぶじこれきにんさんも心配されているのでしょう。
 朝日ニュースターでは、共産党の志位和夫さんが、この米軍再編のことを話されています。全部見れなかったので、再放送があれば見たいのですが、防衛施設庁が関係自治体との「調整」にあたる現場責任者に、地方議会の動きを監視し、反対意見書の採択を阻止するよう指示するメールの話をされていました。
 岩国では、住民投票の発議がされました。3月20日に市町村合併を控えて市役所職員さんは大変でしょうが、投票率が50%を割って開票されない(条例でそう決められているようです。)というみっともないことにだけはならないでほしいと思います。先日、岩国の方とお話ししたとき、商工会議所を中心とする受け入れ推進派が、反対しても無駄だから投票に行かないようにという運動を始めている、と話されていました。ロバの耳さんが書かれていた「沖合移設が決まった段階でNLP誘致の密約があったという話」も、新岩国の駅まで乗ったタクシーの運転手さんから聞きました。どう考えてもそうとしか思えない。と言われていました。住民投票の実施を決意された市長さんにはさまざまな圧力がかかると思いますので、ぜひ、全国のメディアには経過を報道していただいて、しっかり監視していただきたいと思います。そして、岩国市民が投票に行くようにプレッシャーをかけてほしいものです。
 体調が悪かったので、非公開にチェックして、ちょっとずつ書いていたら、長くなってしまいました。体調も良くなったみたい。(って、ただの二日酔いだから、当然ですけど。)
 これで最後にしますが、どうしても、野口さんの自殺の話が頭から離れないのは、世に倦む日日ファンであるからだけではなく、「政治や警察などの国家権力の手足になるだけのマスメディアはない方がマシかもしれません。」と書かれているらんきーブログさんと同じく、「私にとっての問題はTVを始めとしたマスメディアの今回の自殺報道の対応の仕方なのだ。」と思います。天木さんの記事を読んでも華氏451度さんの記事を読んでもマスメディアが信頼できないと教えてくれます。そして、野口さんの自殺報道を見ていると、恐くなりませんか?きっと自殺ではない、と主張されたくて取材に応じられたのだろうと思える野口さんの奥さんのお話が、テレビから流れたときには、自殺だという警察の判断を裏付けるように使われるとは・・・。きっとくやしい思いをされているのではないでしょうか。ひとりの小さな叫び声をちゃんとていねいに取材して、全国の人に伝えてくれるジャーナリストはいるのでしょうか?一つでも多くの隠された事実を白日の下にさらすことだ。これこそがジャーナリズムの使命であり、醍醐味である。と天木さんは書かれているけれど・・・。

(追記)らんきーブログさんのところの追記されている箇所を読んで、きっこの日記に行ってみたら、あまりのことに体が震えてきました。
by dket | 2006-02-08 23:32
<< 『改革』を主張しなかった首相は... 今日の国会には注目したい。-野... >>



まだ間に合うかもしれない

by dket
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログパーツ
以前の記事
最新のトラックバック
メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧