さとうしゅういちさんの 「借金」はすべて、ホントに悪いか?を読んで
久しぶりにJANJANに行ってみると、STOP THE KOIZUMI にも賛同されている さとうしゅういちさんが、「借金」はすべて、ホントに悪いか? ~本間・大阪大学教授にモノ申す~と書かれていました。
むろん、本間教授は、おそらく意図的に誤った言説を流しているのではないかとも思います。偉い先生のいうことだから、間違いないと多くの人が信じてしまう。その結果、不良債権処理、続いて大増税・緊縮財政が強行される。これは、その結果、余った日本のお金をアメリカに流すという結果にもなりますし、また、日本の企業や不動産が、どんどんアメリカに買収されるという結果にもつながっていきます。と書かれていますが、本当に専門家の方々は、正しい答えはわかっているのに意図的に悪い政策を進めようとしているとしか思えません。郵政民営化の議論の時も竹中大臣ほどの方が、国にとって不利益になるとわからないはずはないのに、なぜ?と思っていましたが、意図的に悪くしようとしていると考えると、すべて納得がいきます。 これまで、政府は国民の生活がよくなるように政策を考えていると信じてきましたが、本当は違うのでしょうね。必要以上に国民の不安をあおり、消費税をあげるのはしかたないのかな、と国民に信じさせ、昔のように消費税の問題が選挙で大きな争点となることを避けようとしているのでしょうね。「消費税をあげるのはしょうがないけれど、それを10パーセントで抑えられるか、それ以上にするかは、これから改革を続行するかどうかにかかっています。」と、国民を脅しながら、まるで、自分の言うとおりの経済政策を続ける人がポスト小泉としてふさわしいと言わんばかりに、先週末のいろんなテレビに出演して発言していた竹中大臣の顔を見るたびに、気分が悪くなります。 上のさとうしゅういちさんの記事を読んで、ふと、選挙の時にまったく報じられなかった「ミサワホーム・三沢千代治、竹中平蔵を刑事告訴」の記事を思い出しました。気になって検索してみると、トヨタホームとミサワホームの住宅問題の背景というブログを見つけました。まだ、少ししか読んでいないのに、びっくりするような内容です。「朝日新聞で経済部記者、経済部編集委員などを歴任。現在(有)阿部事務所代表。経済記者の経験を生かして経済ジャーナリスト活動を続けている。」というプロフィールの方が連載を始められたようです。 9月6日の夕刊フジに掲載されたのかどうか知りませんが、その日のうちにマスコミ報道から消された竹中大臣の疑惑について、もう一度、転載しておきます。 -- 大手住宅メーカー、ミサワホームを必要がないのに産業再生機構の支援を受けるよう仕向けたとして、同社を去った創業者の三沢千代治氏(67)が、前金融担当相の竹中平蔵氏(54)=現郵政民営化・経済財政担当相=を公務員職権乱用罪で東京地検特捜部に刑事告訴していたことが5日、夕刊フジの調べで明らかになった。三沢氏の代理人の1人、小長井良浩弁護士は「告訴したのは事実だが、捜査のこともあり、詳しい話は控えさせてもらいます」と話している。--同じくJANJANでさとうしゅういちさんが紹介されている吉川元忠さんと関岡英之さんの対談の形式を取った『国富消尽――対米隷従の果てに』(PHP研究所)には、アメリカの戦略に対してどう対抗すべきかについて、経済財政諮問会議で事実上なにもかも決まってしまう現状を改め、国会に議論の中心を戻すべきではないか、と書かれているそうですが、なんだか、経済財政諮問会議って、国をぼろぼろにするための機関なのですか?と思ってしまいました。
by dket
| 2006-01-13 08:37
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