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何もかも投げ出したくなった朝に(2)
 あまりにも悲しいことばかりで、もう、今日でブログをやめようかと思っていました。いただいたTBも読む気力がなくて、どうしようもなく逃げていましたが、力なく上からTBを見ていると、不思議なことに、旧とくらブログ時代にまだアクセスしてくださる方も少なかった頃、TBしてくださった方ふたりからのTB(追記:リンクを貼っていて気がつきましたが、おひとりはまだブログを始めておられず、コメントでした。)が続いていました。その下の方は、TBを返す方法も知らない頃、届いた読売新聞の社説はどうなの・・さんの記事。読んでみてびっくり。こんなことをほったらかしたまま、何もかもなげだしていいのかと自問自答・・・。
 読売新聞の社説はどうなの・・さんは、「本日の朝ニュースを聞いて何かおかしいとの感覚を持った。度重なる自然災害に対して個人の財産に対し公金を出せないと主張していた政府が素早く対応をした。もちろんいいことである、本来の姿勢だろうが今回だけどうしてとの思いがあった。」と書かれていますが、私も昨日の朝、なんだかおかしいと感じました。テレビで勝谷誠彦さんが、なぜ、北側大臣がこんなに早く対応したか、そのうしろにあるものを考えなければならない。と意味ありげに言われました。そして、今回の税金を投入しての救済措置の不平等さについて、住民が集団で訴訟をおこせば、自治体は負けますよ、とも言われていました。そんなリスクをおかしてまで、政治決断で救済するなんて・・・。と他に言うべきことを飲み込まれておられたようでした。困っている方々の側にたてば喜ばしいことだろうけど、耐震構造のあやしい建物は山のようにあって、姉歯建築士が関わった建物以外にも該当する建物は出てくると考えるのが普通の感覚だと思いますが。姉歯建築士が関わった建物でも税金で救済措置がとられるのは、今のところ7棟のマンションだけとテレビで言っていましたが、そのほかのマンションの住民はどう言っているのか、テレビで出ましたか?と書いているそばから、今日のテレビではそちら側の住民の声が拾われていました。そりゃおかしい、と思うでしょう。誰だって。
 これまで気楽になりたい時に読んでいたきっこの日記でしたが、そんな心の余裕もなくて、ここのところ読んでいませんでした。悲しさと怒りはどちらが強いのでしょうか。
by dket | 2005-12-08 08:59
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まだ間に合うかもしれない

by dket
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