政府が信用できないから納得できない。-道路特定財源の一般財源化は実質増税
 いただいたコメントにお返事を書いていたら、朝からイラクへの自衛隊派遣期間延長のことや道路特定財源の一般財源化のことで怒りまくってしまいました。それで、あらためて、道路公団廃止私案を読んでみました。猪瀬さん、恥ずかしくないの?でも書きましたが、2、3年前頃は毎日のように見ていたHPですが、道路公団が民営化されても、しつこく続けておられます。朝、コメントを書いているときは確かめていませんでしたが、道路特定財源が高度成長期に緊急に道路建設が必要だからということで暫定的に課された税金だということが書いてありましたので、抜粋します。そのあとのご意見にもまったく同感です。
 以下、道路公団廃止私案[2005/10/28]より
現在の道路特定財源は、高度成長期に緊急に道路建設が必要だからということで暫定的に課して来た苛酷な税金ですから、道路建設の必要がなくなったなら縮小または廃止するのが当然です。国の財政が危機的なのは事実ですが、それは別の話です。
政府はしばしば大幅な増税を正当化するために「目的税」を利用します。最近も消費税の税率を大幅に引き上げる口実として「福祉目的税化」をぶち上げましたが、これもいつもの手口で、いずれ用途を広げるのは間違いないでしょう。そうでなくても頭に「福祉目的の」の枕言葉さえつければ、「福祉目的の道路」、「福祉目的の橋」、「福祉目的のレジャーランド」、「福祉目的の公務員保養所」と何でもできるわけですから、福祉目的の特殊法人が乱立し、大量の公務員が高給で天下りすることになるのは目に見えています。目的をもっと限定して、「用途を国民年金、医療費、介護報酬の支払いのみに限定する」と明確にすれば多少はよくなりますが、道路特定財源のように開きなおって用途の約束をチャラにするような政府ではどうしようもありません。政府が信用される存在になるためには約束を果たすしかなく、せこい悪徳商法まがいのことはやめて、約束通り暫定税率は廃止するべきです。一般財源化は、車の税金を現在の保有税中心のものから欧州流の燃料税中心のものに移行させる中で行うべきでしょう。

小泉総理はずるがしこい官僚どもの勘定合わせの議論にくみすることなく、約束を守ることの大切さをもう一度見直していただきたいと思います。そして、今回の高速道路改革で高速道路を無料解放するという約束を破ったことを直視し、今からでも民営化を撤回していただきたいです。政府が約束を守らない国家では国民も約束を守らなくなります。
 以上、道路公団廃止私案[2005/10/28]より抜粋。
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 それから、私が安部晋三さんが大っきらいになった原因(高速道路無料化案を、ただほど怖いものはないと一蹴した。)についても、書かれていましたので(読んでいませんでしたが、やっぱり、納得いかない気持ちがいっしょなんですね。)、お昼休みが終わるので、そのまま抜粋させていただきます。
 以下、道路公団廃止私案[2005/10/5]より
高速道路改革は完全な失敗に終わりましたが、実は道路特定財源を用いて高速道路を全面無料化するための手がかりが得られています。高速道路無料化を「非現実的」として取り合わなかった人達は、次のようなことを盛んに言い立てていました。

  高速道路に税金を投入するのは受益者負担の原則に反する。

現実には既に旧本州四国連絡橋公団の借金に1兆4700億円の道路特定財源が使われています。また、料金をとっても採算性が望めない地方の高速道路に付いては「新直轄方式」として道路特定財源を使って建設することになっています。少なくとも現政権は道路特定財源を高速道路にあてることを非現実的とは考えていません。無料化の原資として使われることを嫌がっているだけです。

  ただより高いものはない。通行料は特急料金なのだから払うべきだ。

今回採用された政策は45年後に高速道路を無料解放するものです。また今後「新直轄方式」で作られる道路はすべて無料解放されます。間違った政策を受け入れた現政権も、表向きはともかく、高速道路の無料化が非現実的なものでないことを認めているわけです。今すぐ無料化することを嫌がっているだけなのです。
以上のように、現政権は無料化も道路特定財源投入も非現実的なこととは考えていません。ではなぜ反対していたのかというと、今すぐ無料化が実現してしまっては公団(今の新会社)の存在理由がなくなり、解散せざるを得なくなるからです。そうなると現在の役職員が職を失う上に、今後寄生虫官僚どもの天下り先がなくなってしまうから困るという訳です。ではなぜ45年後ならいいかというと、彼ら寄生虫どもは自分の利益さえ守ることができればそれでいいからです。45年後はたんまり退職金を受け取って安全地帯に逃げ込んだ後という訳です。寄生虫どもの考えていることはこの程度のことです。

さて、高速道路の無料化や道路特定財源の投入に対して上記のような反論をしていた人達は、自民党の中にはもちろんですが、マスコミや評論家の中にも多かったのです。そういった人の中には、政府関係者の口真似をしていただけの人、詭弁と分かっていた人、上から命令されていた人、無料化が実現してしまうと立場を失う人と様々なタイプがあったと思いますが、皆この件に関しては一様に口をつぐんでいます。今後はこのような反論をする人はいなくなるでしょう。
 以上、道路公団廃止私案[2005/10/5]より抜粋。
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by dket | 2005-12-06 12:59
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