「心の欲するところに従って」発言する
ヘリオトロープの小部屋さんが、上智大学イベロアメリカ研究所主催のシンポジウム「人間の安全保障を脅かす<新自由主義>とは何か~「構造改革」日本の未来/ラテンアメリカの経験から考える~」の様子をレポートしてくださっていますが、いいなぁ、東京は、こういうのがいっぱいあって、と思いました。先日も朝早く、安藤忠男さんといっしょにNHKの番組に出られていましたが、内橋克人さんのお話が生でお聞きしてみたいです。
先日、無理をして上京し、立教大学であった「日本のアジア政策を考える」に行ってみましたが、これも、こんな負け組政治家の講演会があるよ、と教えてもらわなければ、知らないで終わってしまう地方に暮らして、コメント欄にも書きましたが、はがゆい思いをすることが多いです(思い立ってすぐに行動できないので)。経済活動とは違った意味で東京はうらやましいところです。 情報が集まるという点で、いくらネットが発達しても都会と地方との格差はひろがる一方ですが、地方へ暖かい目をむけられている森田実さんは、HPで「地方」が私の主題になったと書かれて、新シリーズ・「地方を行く」 の連載を始められています。盛岡での講演会のことを書かれたものに、興味深い文章を見つけました。 「森田さんは先祖返りしたんですね。昔左翼だった人で保守に変わった人が読売新聞社の先輩にもいますが、彼はずっと保守です。森田さんもそうなのかなと思っていましたが、そうではなかったんですね。政治評論家ではなくなったんですね。」以上、2005.10.24 森田実の地方を行く――「国家の実力は地方に存する」[14] 盛岡〈1〉――鮭が遡上する水と社の城下町 より引用。 私は、右とか左とかその定義がわからないと書きましたが、なんで屋-驀進劇- の右翼と左翼の境界線って何?でいろいろ説明してありました。だんだんおぼろげながら、わかったような気もしますが、やはり右も左もツナガッテイルんではないでしょうか?と思ってしまいます。森田さんのHPを読んでも、ミスチルの、「左の人 右の人 ふとした場所できっと繋がってるから 片一方を裁けないよな 僕らは連鎖する生き物だよ」を聴いても・・・。 昨日からお祭り騒ぎのテレビにはうんざりで、本当に泣けてきますが、森田実さんのように、この国の行く末を心配して発言を続けられるような評論家はテレビを追い出されるのでしょうか?許せません!
by dket
| 2005-11-01 12:39
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