「心の整理つかない」 香田証生さんの遺族
 昨日、「心の整理つかない」 香田証生さんの遺族 というニュースに目が止まりました。
福岡県出身の香田証生さん=当時(24)=がイラクで武装勢力に拉致、殺害された事件から1年になるのを機に、香田さんの父真澄さんと母節子さんが26日までに「まだ心の整理がつかない」などとするコメントを公表した。(共同通信) - 10月26日16時42分更新

 いつからこんな日本になったのでしょうか?で書きましたが、どうしても納得がいかないので、イラクへの自衛隊派遣の部分だけもう一度再掲します。

 小泉首相がアメリカのイラク先制攻撃を何の躊躇もなく支持した時、世界の国々に対してとても恥ずかしいと思いました。日本には日本の考え方があっても良いのではないか、と思いましたが、アメリカに追従して、イラクヘ自衛隊まで派遣してしまいました。当時、テレビにはあのおぞましい岡崎久彦さんが出演しては、アメリカにくっついていくしか この国には許されないのだと、くり返していましたが、私は、寺島実郎さんや酒井啓子さんのご意見に賛成でした。アラブ世界の親日感情を大切にし、日本には日本のできることがあるのではないか、と言われていたと記憶しています。当時、私はイラクへの自衛隊派遣だけは思いとどまってほしいと思っていました。イラク戦争へ対する日本の姿勢を世界に表明してしまうからです。当時、日本もテロの対象にされてしまいますよ、という意見が多かったのに、小泉首相は「テロに屈しない。」とかワンフレーズの言葉をくり返し、公明党まで戦闘地域かどうか視察するとのパフォーマンスをやった挙句に認めてしまいました。国民を危険にさらすこととなった小泉自民党の責任は大きいと思います。

 その後の不幸は、もう数え切れないくらいで、思い出すことさえ もう心がうけつけませんが、自己責任という言葉で国が国民を守らないことを表明したのに、それを支持する世論がおきたのは、本当に気持ち悪いと思いました。その頃の小泉さんの態度をもう一度思い出さなくては、と思います。

 以上、9月の選挙前に書いたものですが、その後の不幸の中の1件が香田証生さんで、当時、自分で行ったのだからしょうがない、的な空気がマスコミ報道からも漂っていて、許せないと思いました。桝添さんが言われたのかどうか忘れましたが、国は国民を守る義務がある、たとえ犯罪をおかした者でも守らなければならない。と言われていて、こういう思想の人は守らなくていい、こういう立場の人は守る、とかがあってはいけない、と言われていたと思います。このイラクへ自衛隊を派遣したことだけを取り上げても、小泉内閣は国民に取り返しのつかないことをしたと思います。国民がこれまで積み上げてきたものを一気に小泉さんがぶち壊したのです。

 おかしいよ。「心の整理つかない」 としか言えない国なんて。はっきりと「小泉首相がうちの息子を殺したんだ。」と言ってもいいです。つかまって、弱々しくたんたんと話されていた香田証生さんのHPでの顔が、いつ、うちの息子に変わるかわかりません。1年前は、心が不安定になるので、なるべく考えないようにしようと努力したけれど、今になって、あふれてきて、書いていて思わず涙がとまらなくなってしまいました。生きて証するとつけられた名前だったはず。
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by dket | 2005-10-27 04:14
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