予算配分の優先順位を変えることが政権交代だったはず。
総選挙が終わってから、ずーっと脱力状態(笑)だった友人が、やっと元気が出てきたのか、選挙中の集会の様子をUPしてくれたようです。それを聞きながら、ここ最近の民主党(主にテレビにとりあげられる方)は、なんかへんだなぁ、と思いました。年末に予算が発表になるのでしょうから、まだ、その内容を見てからでないと、なんとも言えないのでしょうが、小泉・竹中路線を支えてきた方々のアドバイスが尊重されているということはないでしょうか?心配です。
動画を見てくださればわかりますが、選挙期間中、『国民の生活が第一。』の優先順位で、予算を全面的に組み替えることこそが政権交代なんだと訴えてきました。菅さんが下関に来られた時に、そう話されていたからです。 もちろん、無駄づかいは徹底的に見直さなければならないけれど、公約を実行する財源分が削減できなければ、マニュフェストが実行できないというのでは約束が違う、と言いたくなります。優先順位を変えれば、当然、無駄づかいでなくても、削られる事業も出てくるはず・・・。 また、民主党はよくがんばっているから、マニュフェストを無理して実行しなくてもよい、とテレビが国民を誘導しようとしているように感じることがあり、気になります。一刻も早く、国民の生活を建て直すために税金を使ってもらいたい。民主党は、何が優先順位なのかを、もう一度、はっきりさせれば、自ずから今回の予算から削られるものが明らかになるのではないでしょうか? もちろん、現実は大変なんだ、と言われるのでしょう。でも、それも理解した上で、あえて書いておきたいのですが、暫定税率を廃止して、すぐに環境税を導入するのはおかしくないですか?この経済状況の中で、財政規律ばかりを持ち出すのはおかしくないですか?国債発行を44兆円以下に抑えるというのは、どこから出てきた数字なのでしょう。勉強不足なため、誰か教えてください。本当に『国民の生活が第一。』なら、まず、デフレ脱却をにも書きましたが、最近、また、国民の借金が・・・、という議論が、テレビでたびたび取り上げられます。麻生政権が補正予算を組まなければならなかった時は、デフレギャップのニュースばかりだったはず。民主党は、広報的な戦略も、ぜひ、がんばってほしいです。 子育て支援や少子化対策や農業政策が、同時に経済対策にもなっている。家計で自由に使えるお金、可処分所得を増やすことが地域の経済をまわしていくことになる。経済がまわれば、税収もあがり、財政再建もはたせるんだと訴えてきました。安心の年金、医療、介護を実現し、雇用、教育、環境分野に重点的に税金を投入することが、景気対策にもなっているんだと訴えてきました。徹底的に削るものと投資的に思い切って使うものを明確にして、可処分所得を増やすための施策を一刻も早く前倒しで実行してもらいたい。 山口県の方々にも読んでもらいたくて、 郵政株式売却凍結法案が衆議院で可決したことや、沖縄密約文書公開請求訴訟での吉野証言 についても、あっそれから、喜八さんが取り上げられていた竹中さんに関するアンケートのことも、いっぱい書きたいことがあるけれど、出かけるので、またにします。
by dket
| 2009-12-02 10:15
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